秋も、めっきり深くなった11月10日、東京国際電話局OGによる「109の会」が開催されました。
この女子会は、今回で26回目となります。
大先輩のみなさんが、KDD卒業後の懇親会として発足しました。
当時は、少人数で、こじんまりとKDDストラーダで開催されていたそうです。
その後、早期退職された方達、また退職者のみならず、正社員としてKDDIで
現役の方達も参加されています。
今では、50代~80代までの250名の大きな女子会となっています。
会長もいない、事務局もなく、毎年幹事を引き継ぐことによって継続されています。
今回の出席者は48名で、ほぼ例年と同じでした。
先輩、後輩、同輩との再会に話が尽きず、司会の声も届かないほどの賑わいでした。
なかなか会う機会がなくても、こうして会えば、すぐにタイムスリップして話が弾みます。
また、最後に前田真理子さんのジャズ ライブをお楽しみ頂きました。
前田真理子さんはS55年入社、20年前に駐日EU代表部に転職された元オペレーターです。
現在は広報部に勤務しながら、週末は都内のライヴハウスでジャズヴォーカルを披露しています。
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50代のみなさんの中には、「109」を知らない方もいます。
「109ってな~に?」という疑問に応えるべく、調べてみました。
S39:109開設
太平洋横断ケーブルの開通による電話回線の増強&クロスバー方式の交換機による
半自動運用が可能となる。(東京オリンピック開催)
これに伴い、109が開設される。
109が利用できたのは東京の顧客のみ(私の記憶では23区のみ?)、その他は従来の
03-211-5511で申し込み、呼び返し方式。109は呼び返しなしのCLR方式。(半自動)
S48:ISDサービス開始。(全自動)
この時点で00XY番号(0051 0057等)をNTTより取得。
実際に使用されたのは大阪がS51、東京がS52年2月とのこと。
109が廃止された明確な時期は不明ですが、109は、0051が使用されるまでの10~12年間と言うことになります。
KDDビルへ国際電話局の一部が移行後の昭和52年以降入社の方は、109をご存じないと思います。
会員の女子達も高齢化し、すでに亡くなられた方達もいますが、東京国際電話局という共同体の
1員として、苦楽を共にしてきた絆を今後も大切にしていきたいと思います。
(宮内美耶子さんからの投稿)