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「KDD OB 全国テニス交流会」 幕を閉じる
風薫る五月、浜名湖畔のテニスコートに黄色いボールを追いかけるプレーヤー達。思わぬ強風も物ともせぬそのプレーぶりはとても高齢者の動きではない。これこそテニスを生涯スポーツとして、長年続けてきた賜物でしょう。帽子を取らなければ20~30歳は若く見える元KDDマン達である。
20年前、退職したテニス好きが呼び掛けて発足した本会は、毎年全国各地を回って交流を深めてきた。年々参加者も増え10周年には50名が北海道のニセコまで遠征したこともある。沖縄、大分で各二回、関東、近畿、東海、東北、四国と旅行を兼ねた交流でもあった。この間、鬼籍に入られた会員もあり、20年の重みを感ぜずにはおれません。しかし、寄る年波を考え元気なうちにと、20年の区切りで発展的解消を決断した次第です。
最終回は1泊2日(5/16~17)で夫婦8組を含め27名が参加。中にはテニスはできないが名残惜しさに顔を出された方も。宴会は黙祷で始まり、思い出話が尽きない中、5名の皆勤者を表彰。なかでも沖縄と九州から20年間参加し続けたお二人には頭が下がる思いです。また、西本前社長からも本会へのメッセージをいただいております。
翌日も最後の対戦を楽しんだ後、思い出を土産に名残を惜しみつつ帰途に着きました。楽しくスポーツを続けることが、認知症を予防し、健康寿命を延ばすことになるでしょう。本会は幕を閉じましたが、各地方で引き続き交流は継続されます。
吉田壯五郎
第20回(最終回)KDD・OB全国テニス大会参加者記念写真
平成26年5月16日 浜松市東急ハーベストクラブにて撮影