No.122 2020年12月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新入会員: 1名(諸田栄吉さん)
 退会会員: 2名
 12月21日現在の k-unet  会員数は410名です。

■  活動状況
(1) 第5回運営委員会の開催

コロナウイルス感染問題でメールによる運営委員会が続いていたが、12月21日に久しぶりに新宿地域センターで運営委員会を開催した。

(2) k-unet会員メールアドレスサービスの提供開始

個人のメールアドレスの契約プロバイダーや所属団体などが変わるとメールアドレスが変更になりますが、k-unet会員である限り変わらないメールアドレスとしてご利用可能な、k-unetの会員を対象とした無料のメール転送サービスの提供を開始しました。ご希望の方は   こちら   をクリックしてお申込みください(要ログイン)。

(3) パソコンアートコンテストの投票を12月1日から開始した。締め切りは12月31日。

■  予定

(1) 12月31日 パソコン・アートコンテストの投票締め切り

(2) 2021年3月 デジカメ写真撮影会 新宿区四谷地域センター・新宿御苑

予定されている今年度の活動計画については、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら開催の可否を検討します。

■  k-unetサイトの新情

(1) 新規掲載の注目記事

 長寿のページ ~ 遠藤榮造さんの投稿
 投稿のページ ~ 前尾津也子さんの投稿(「世界の声の交差点で」の朗読)
 「四季雑感」「ラテン音楽講座」の最終回を掲載

(2) ホームページデザインのマイナーな変更を実施しました。目の疾患により白や薄い色の背景の文字が読みづらいとの会員からの要望があり、黒字に白文字の表示に変更するハイコントラスト表示機能を部分的に導入するとともに、全体のデザインをハイコントラストな色調に変更しました。

(3) アーカイブサイトの構築作業を実施しています。新サイトと同じCMS(ネットコモンズ3)に旧サイトの記事を移転しますので、新サイトと同じようにPCやスマホで閲覧できるようになります。目下、作業を実施中で、完了しましたらお知らせします。

■  お知らせ
KDDIは、日本の国際通信の歴史を展示する企業ミュージアム「KDDI MUSEUM」と、西洋・日本のさまざまな美術品を展示するギャラリー「KDDI ART GALLERY」を東京都多摩市に開設し、2020年12月1日から一般公開を開始しました。詳細は以下の URL をご参照ください。
   https://www.kddi.com/museum/ 

 

今月のコラム

担当: 本間 強  

☆  最近買い換えた製品の感想 ☆

 老朽化のためお掃除が大変になった換気扇とガスレンジ、及び画面表示がおかしくなったテレビを12月上旬に買い換えました。
(1) ガスレンジと換気扇
 今年も年末を迎え台所のガスレンジ周りや換気扇を掃除する時期となりました。特に換気扇は二十数年前の30cmほどの5枚羽根ファンで強制換気する単純な方式なので、毎年油まみれの換気扇のお掃除に苦労してきました。
最近の新築住宅の広告を見るとシステムキッチンは壁際から結構離れた場所に設置され、換気扇はレンジフードという洒落たデザインとなっており、お手入れも簡単と説明されています。先月中旬にガス会社による恒例のガス展が開催されましたので、レンジフードとはどういうものなのか見学に行きました。セルフクリーニング(自動洗浄)機能付きの高価なものや、調理で発生した油成分を高速回転する円筒形のファンで吹き飛ばしてオイルガードに貯めて定期的にオイルガードと円筒形ファンを掃除する手ごろな値段のものなどがあることが判りました。夫婦共々70歳代になりこの先お掃除作業も大変なので、手ごろなお値段のレンジフードとガスレンジをセットで買い換えることにしました。
 12月4日に取り換え工事を実施しました。作業完了後、工事担当者から使い方の簡単な説明がありましたが、「詳しくは取り扱い説明を読んでください」とのことで素っ気ない対応でした。早速使い始めましたが、レンジフード(換気扇)の操作方法は以前とだいぶ異なっており、ガスレンジの点火に連動して自動的に照明ランプが点灯し換気ファンが動作する仕組みとなっていて大変便利になりました。また、オイルガードとファンのお掃除が必要になると警報ランプが点灯するそうなので、どの程度お掃除が簡単になるのか今から期待しています。一方、ガスレンジですが、今までのレンジと違い調理機能が増加していました。しかし、設定するのが簡単ではなく、家内は取り扱い説明書を読みながら悪戦苦闘しており、慣れるのに時間が掛かりそうです。機能が増えるのはありがたいことですが、もっと簡単であればと思いました。

(2) テレビ
 7年ほど前に購入した液晶テレビですが、数か月前から電源を入れると画面右側が暗くなる現象が発生しました。その都度電源のオンオフを繰り返すと復旧しますが、一旦電源をオフにしてしばらく経つと同じ現象が再発するようになりました。右側のバックライトに不具合が発生したようなので修理も考えましたが、あいにく保証期限が過ぎていました。電気店に相談しましたところ修理代も結構高いとのことなので、こちらも買い換えることにしました。
 新しいテレビは 地デジ、BS、CS、4K 放送を見ることができるるのは勿論ですが、Abema-TV、NETFLIX、fulu、U-NEXT、YouTube、dTV などのいわゆるインターネットテレビも簡単に見ることができるようになっていました。テレビに LANケーブルでインターネット回線を接続してみましたが、パソコンのように各サイトの URL を設定する必要はなくリモコンに表示されている各サイトのボタンを押下するとすぐに見ることができました。電気店などの広告でインターネットテレビも見ることができるテレビが販売されていることは知っていましたが、こんなに簡単に見ることができるとは思っていませんでした。技術の進歩に驚いた次第です。


 

あとがき

 

 今年1年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染問題で予定されていた東京オリンピックが延期されるなど、全く想像もできなかった事態となりました。冬本番を迎えて更に感染者が増加する恐れがありますので本当に心配です。早期にワクチン接種が実現して平穏な日常生活に戻れることを切に願ってやみません。


マンスリーレター次号は 町田 香子 運営委員が担当します。

以 上     

 

No.121 2020年11月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新入会員: 0名
 退会会員: 1名
 11月6日現在の k-unet  会員数は411名です。

■  活動状況

(1) k-unet会員メールアドレスサービスの提供開始の準備

準備ができ次第サービスを開始する。別途同報で詳細を周知する予定。

(2) 2020 - 2021年度会費・ご寄付納入の確認・入金処理等

■  予定

(1) 11月29日  パソコン・アートコンテスト(フォトコンテスト部門&創作部門)応募締切

(2) 12月21日  2020年度第5回運営委員会 新宿区四谷地域センター

(3) 2021年3月 デジカメ写真撮影会 新宿区四谷地域センター・新宿御苑

予定されている今年度の活動計画については、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら開催の可否を検討します。

■  k-unetサイトの新情

(1) 連載コーナーの更新

(2) 旧サイトを新サイトと同じように閲覧できるようにするためネットコモンズ2(NC2)の旧サイトを新サイトと同じネットコモンズ3(NC3)化する。

 

今月のコラム

担当: 西澤 太郎  

☆  新型コロナで仕事の仕方が変わった ☆

 私事ですが、3年前(2017年)に転倒したのが原因で顔面を怪我してしまいました。
念のため脳神経外科を受診したところ、思わね結果が明るみに出てきました。
何回もMRI検査をしましたが、幸い脳のダメージは、ないことが判りました。
しかし、検査の段階で、高血圧と高血糖の疑いが浮上し、治療を開始することになり、毎日薬を飲むことになってしまいました。
薬の服用により、半年後には血糖値(HbA1c)が正常値の範囲に収まり、血圧も問題のない範囲に治まってきました。
でも、今年の5月になり、血糖値が標準の値の範囲外になり、医師から電話で注意をされる状況になってしまい、何故なのか不思議に思っていました。

 今年の3月頃までは、週に2乃至3回2時間程度テニスの練習をしていたのですが、コロナの感染拡大を考慮して、テニスの練習を止めていたのです。これが原因なのかなと思い食事の調整(炭水化物の摂取削減)を開始しましたが、その後3か月間の検査結果では、改善がほとんど見られずにいました。
COVID-19は、糖尿病患者や高齢者が感染すると重症化する可能性が高いことが報じられているので恐ろしくなり、3月以降は、公共交通機関を一切利用していません。列車の利用は、特に怖いと思っています。それは、私の最寄り駅を走る列車は、窓を開けることができない構造のため換気が十分に行えないのです。

 Go to トラベルでの政府の見解は、移動では感染は広がらないと言っていますが、列車、飛行機での感染防御態勢は、全く不十分と感じています。欧米では、飛行機に搭乗する時は、サージカルマスク(医療用マスク)を装着することが義務付けられていると聞いています。この連休(11/21~23)で新幹線も混雑していますが、換気も不十分で全く恐ろしい限りです。
私がボランティアで参加している日本テニス協会(JTA)の会議も4月以降「Zoom」というソフトを使用したリモート会議として開催されています。

 10月後半から心を入れ替えて愛犬(豆柴 チコ)との毎日の散歩の距離を倍増して、約5,000歩(万歩計)にし、更に1日2回にして1日10,000歩強を歩いています。12月に出る11月後半の検査結果が楽しみです。
 皆様、COVID-19に対する有力な武器は、ご存知のとおり「心身の健康の維持」と「三密の回避、マスクの着用、うがい、手洗い等」コロナに感染するリスクを極力減らすことですので十分にケアーしてこの禍を乗り切りましょう。

 

あとがき

 

 新型コロナウイルスの影響でk-unetの活動も影響を受けて、ここ数回パソコン研修会等の開催を中止しています。今後、新型コロナウイルスとの関係が長引きそうですので、開催方法をZoom等を使ったオンラインミーティングを利用することなどを検討中です。


マンスリーレター次号は 本間  強 運営委員が担当します。

以 上     

 

No.120 2020年10月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新入会員: 0名
 退会会員: 16名(内 ご逝去4名)
 10月23日現在の k-unet  会員数は412名です。

■  活動状況

(1) 年会費のお支払いにご協力を頂きありがとうございます。 9月30日にまだお支払いいただいてない会員の皆様に2回目のリマインダーメールを発出しました。また、運営委員からも連絡させていただいています。お支払い期限は10月末です。会費のお支払いよろしくお願いいたします。

(2) 第4回運営委員会(メール審議、10月19日~10月26日)

(3) パソコン・アートコンテスト(フォトコンテスト部門&創作部門)
 9月7日~11月29日(応募期間)

(4) Webサイト構築支援(会員からの紹介による)


■  予定

10月以降に予定されている今年度の活動計画については、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら開催の可否を検討します。


■  k-unetサイトの新情報
  (1) サテライト会
  10月14日(水) 四谷地域センターで開催 
  (2) 昭和会ニュース10月号掲載
  昭和会ニュース掲載を今年12月号で終了 (予定)
  (3) 四季雑感No.58の掲載

 

今月のコラム

担当: 近藤 茂雄  

☆ 新型コロナで仕事の仕方が変わった ☆

 新型コロナの影響で、仕事の仕方が色々と変わってきました。 特にリモート関連では、在宅勤務、Web会議、Web面談、Web商談、Webコンサル、Webセミナーと様々なものがリモートで実施されるようになりました。

私自身も仕事関係は、大きな変化を迫られました。 まず、顧問をしているIT会社では、派遣先のKDDI及び関連会社並びにIT会社と8-9割が、在宅勤務に変更となりました。 当然、契約書に在宅勤務など記載ないので、すべて契約が変更となりました。

この他、パソコン、通信環境、通勤手当といった事務手続きも変更が必要となりました。4月からの同一労働同一賃金の施行も重なり、バタバタの状態となりました。

採用のための面談は、すべてWeb面談に変更し、Zoom, Skype, Teams, WherebyといろいろなWeb会議ツールを使って、1日5人の面談(面接試験)を実施しました。

ここで、「このリモートって、結構良いかも!」と気付きました。 今まで、面接をする場合、午前1人、午後2人、なるべく、重ならないようにするため、時間を空け、更に会議室も2つ抑えて待機室も用意していました。 しかし、Webでの面接は、なんと連続で会議を設定が出来ますので、お待ち頂く場所も不要で、次の方は、仕事をしながらOn Lineになるのを待っていただくだけとなります。こちらは、前の面談が終わったら、ログイン、パスワードを入れて次の面談と進めていけます。

その結果、何の問題もなく5人の面談をこなし、それ以外の時間に別の仕事をと効率的に仕事が出来るようになりました。

これ以外にも、客先の会議に出席する場合、往復の交通時間、費用が省けます。今までは、13時からの打合せをする場合、会社を1時間前に出て、打合せ1時間、戻ってくるのに1時間と約3時間弱の時間が、この仕事に取られていたのですが、Web会議ですと実質1時間で、同じ結果がでます。

さらに、Webセミナーも実施してみました。今までは会議室に集まって実施する方法でした。そこまで出向き準備して、そこで参加者を集めて実施をするのですが、Webセミナーだと、自宅から実施できます。参加者の往復時間、交通費も加味しますと相当な効率化が図られることになりました。実は、これだけではなく、最大の特徴は、会議室でセミナーを実施しますと、会場に来れる人しか参加出来ませんが、Webセミナーですと大阪、名古屋といった遠方の方も参加して頂けます。本当に便利であると、改めて痛感いたしました。

新型コロナの仕事上の問題点は、社員に感染の疑いが出た場合には、フォローが大変となります。 単なる発熱でも、社員に熱があると出社に及ばずとなります。ちょっと前までは、PCR検査もなかなか実施してもらえませんでした。 実施出来ても、3-5万円程度かかります。 PCR検査費用は、誰が負担するのか、休みは有給になるのかなど問題が山積みです。

また、最近は、在宅勤務を前提として、座席を削減した関係で、会社に行っても座席の取り合いになったり、在宅で家の机、椅子で仕事をして腰痛になったため医者にかかる人が出てきたり、といろいろなことが起きているようです。

 

あとがき

 

昨年から、k-unetの運営委員を担当させて頂いております近藤です。
折角の機会ですので、簡単にKDD時代の略歴、その後の状況を紹介させて頂きます。
私は、1979年に入社後、茨城衛星通信所に配属され、保全部、伝送部衛星通信第2課と、衛星関係、特にインマルサット系の移動体衛星通信関係の仕事を長く実施して参りました。 その後、東京通信センター、事業開発本部(ビデオコム等の支援)、無線部無線課(当時の郵政省対応)、海底線部(CH-US,J-USケーブルの敷設関係)と2000年までお世話になり退職ました。 その後は、モトローラ、日立製作所と外部からKDDIに携帯電話関連で支援をしてきております。また、教育関係では、湘南工科大学で14年間の電波法、情報通信工学特論といった講義を担当し非常勤講師を行って参りました。
現在は、コンサルで、ドローン、IT、通信を使った新規ビジネス等で、中小企業の支援をしております。今も、その一つから、引き続きKDDIさんを支援しております。 簡単な経歴紹介のみで恐縮ですが、今後とも皆様のお役に立てるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します。


マンスリーレター次号は 西澤 太郎 運営委員が担当します。

 以 上

 

No.119 2020年9月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新入会員: なし
 退会会員: 1名
 9月25日現在の k-unet 会員数は428名です。

■  活動状況

(1) 年会費のお支払い(併せてご寄付のお申し出)をご案内しています。8月25日にお支払いされていない会員の皆様にリマインダーメールを発出しました。お支払い期限は10月末です。重ねてのお願いになりますが、会費のお支払いよろしくお願いいたします。

(2) 第3回運営委員会(メール審議、8月13日~8月27日)

(3) パソコン・アートコンテスト(フォトコンテスト部門&創作部門):
 9月7日~11月29日(応募期間)


■  予定

9月以降に予定されている今年度の活動計画については、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら開催の可否を検討します。


■  k-unetサイトの新情報
 (1) 長寿のページ

 米寿・喜寿を迎えられた会員皆様の投稿記事を掲載中

 (2) 昭和会ニュース9月号掲載
 (3) 連載コーナー
   美術散歩 第8回(9月号) ~    島崎陽子さんの最新投稿
 (4) 趣味の広場
   ラテン音楽講座  「ラテン音楽のお話 No.4」     ペルーワルツ

 

今月のコラム

担当: 小島 敏郎  
☆ 新型コロナウイルス禍におけるオンラインの進化 ☆

 今年の夏は猛暑日が続き、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、熱中症予防を行う必要がありましたが、会員の皆様いかが過ごされましたでしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉のように、ようやく猛暑もおさまり、熱中症のリスクは軽減されましたが、新型コロナウイルス対策は引き続き必要です。
 我が国で新型コロナウイルス関連の患者の発生が初めて報道されたのは1月16日で、それから約8ヶ月が経過しましたが、その当時、現在の状況を想像した人は殆どいなかったのではないかと思います。かく言う私もその一人で、その内収まるだろうと思い海外旅行を計画していました。先のことなど判らないものです。改めて日々の生活における安全と安心の重要性を痛感しています。

 3月下旬あたりから新型コロナウイルス感染拡大に伴い自粛モードに入り、k-unetでも感染リスク回避のため、インターネットを利用したオンライン年次総会、各種会議が実施されました。Web会議に私も参加しましたが、参加者が数名と手頃なこともあり、まずまず所期の成果を上げることができました。私自身は不要不急の外出等もままならず徒然な状態になり、現代の吉田君であれば、徒然なるままに日ぐらしパソコンに向かいて、心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくるのでしょうが、文才のない人間は「面白き事も無き世をどのように面白く住みなす」かという気分で、「ボーっと生きてんじゃねえよ」と言われないように暮らしていました。

 社会的には新型コロナウイルス禍における非常事態宣言、外出自粛要請等によりテレワークが普及するとともにオンライン化が加速されています。対面が基本ということでなかなか進んでいなかったオンライン診療、オンライン教育・授業をはじめ、色々なところでオンラインXXというのを聞きます。例えば、オンライン会議、営業、飲み会、セミナー、会社説明会/面接、体験ツアー等々があります。変わったところではオンライン法要、エクササイズ、料理教室があります。私はKDD時代の仲間とのオンライン飲み会にも参加し、それなりに楽しめましたが、今興味のあるのはZoomを用いたオンライン体験ツアーです。最近見たテレビでは、現地のガイドさんの説明による街歩きの擬似体験、買い物の依頼等が紹介されていました。移動に時間を要する世界遺産等のツアーで何となく行った気分になるため利用したいと思っています。

 オンラインの臨場感はリアルの場合の60~80%ぐらいとも言われていますが、新型コロナウイルス禍でオンライン関連のサービスはこれまで以上に身近なものとなっています。オンラインでのやり取りの増加に伴い、オンラインと対面のコミュニケーションの兼ね合いがこれまでと変わってくるものと思います。オンラインの繋がりを大切にしながらも必要に応じて会うことも必要ですし、また、オンラインにより人との接触を減らしても人間関係が希薄・疎遠につながらないよう心掛けていきたいものです。

 経済社会活動、スポーツイベント、文化活動、人の移動などは新型コロナウイルス感染対策を講じながら段階的に回復してきています。置かれた環境下でオンラインをうまく活用しながら「新しい生活様式」を可能な限り実践し、慣性の法則から抜け出して毎日を有意義に過ごしていきたいと思っています。

 

あとがき

 

 ネズミ年の首相交代というジンクスは2020年にも当てはまり、これで戦後7回のネズミ年の内6回の交代となりました。新しい内閣には局所の合理性が大局で非合理に陥ることなく、新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動の両立という課題にスピード感をもって取り組んでいただきたいと思っています。

 また、ただいま、パソコン・アートコンテストの応募を受付け中です。コロナ禍の中、唯一実施中の行事となっていますので、奮ってご参加ください。

 マンスリーレター次号は 近藤 茂雄 運営委員が担当します。


 以 上

 

No.118 2020年8月23日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新入会員: なし
 退会会員: 3名(内、ご逝去2名)
  8月22日現在の k-unet 会員数は429名です。

■  活動状況

 (1) 年会費のお支払いをご案内しています。(併せてご寄付も) 期限は10月末迄です。
また、未だ送金されてない会員の方へリマインダーメールを準備中で近々発出の予定です。メールを受信された方はお忘れなくご送金頂けますようお願いします。
尚、リマインダーの宛先には、送金頂いたものの銀行への入金確認がとれていない会員の方が含まれている可能性があることをご理解ください。


■  予定
 (1) 8月13日〜27日    メールによる第3会運営委員会
 (2) 9月  7日       PCアートコンテスト開始予定

■  k-unetサイトの新情報
 (1) 長寿のページ

 米寿・喜寿を迎えられた会員みなさんの投稿記事を順次掲載中

 (2) 昭和会ニュース8月号掲載
 (3) 連載コーナー
  ・四季雑感(56)     75回目の敗戦の日がやってくる    改めて満州を思い出そう     ~ 樫村慶一さんの最新投稿
  ・ラテン音楽講座   「ラテン音楽のお話No.2」    タンゴ

 

今月のコラム
担当: 京極 雅夫  
☆ 自宅から富士山が見えるようになりラッキー ☆

東京の郊外に引越して来た当時、周りは大根やキャベツ畑の中でしたが、西方に大木があり隙間から富士山の稜線が垣間見えることが分かりました。年数が過ぎるにつれて、だんだん枝も葉も茂ってきて稜線も見えなくなってしまいました。残念だね、と家族で話していました。

引越ししてから45年ほど経った今年の2月23日、夕方に西方を見て、いつもと違う風景に気が付き、おやっ、とよくよく見ると、真っ白に雪を被った富士山の姿がありました。びっくりです。これまであった大木が無くなっていたのです。2月23日で丁度「ふじさんの日」でした。
急いで望遠レンズを付けて夕焼け空に富士山のシルエット写真を幾枚も撮りました。
翌朝、見てみると白い富士山がクッキリ。これも望遠で撮影しました。その後も雲の具合をみて撮影しました。レンズの偏光フィルターを調整すると空の青がより青くなり、雪の白とのコントラストが強くて気持ちの良い写真ができました。( こちらをクリック
近所の人に話すと、同様に見えるようになったと喜んでいました。


大木のあった周辺を見に行ったところ、地元の農家さんの敷地で、何本かの大木が切り倒され、ブルドーザーが地ならしをしていました。広い空き地ができたので、きっと不動産業者へ売却して建売の戸建て住宅とかアパート・マンションが建つのだと思います。

冬の間には空気が澄んでよく見えていて毎日楽しんでいましたが、春になり霞や雲で見える機会が少なくなりました。そして、雪の部分がだんだん少なくなって白いのは上部だけになってしまい、梅雨の時期からは雲がかかり見えなくなりました。
方位的に、西の方向に、たまたま建物と建物に挟まれた「ほんの隙間」があったのでした。空き地をそのままにしておくはずがなく、戸建てかアパートが建つとせっかくの景色が見えなくなるでしょう。4-5階以上の集合住宅が建つと、きっと絶望的視野になります。先週、現地を見に行ったところ、数軒分の戸建ての建築が始まっていました。戸建てでも3階建てだと厳しい状況になるだろうと危惧しています。
今だけラッキーで、建築が終わるまで時間の問題でしょう。

ラッキーだと書いていますが、都内の集合住宅やマンションの高層階の方々からは以前からずっと見えていますよ、そんなに驚くことはないですと言われそうです。

 

あとがき

 

今年の夏は従来と異なり、新型コロナウィルス感染と熱中症への対応が重要で、皆さんは充分に理解され実践されていると思います。新しい生活様式で苦難を乗り越えていきたいものです。
近年は、地球の温暖化の影響で大型の台風直撃や集中豪雨が頻発しております。自然との戦いの日々が続きますので、こちらにも備えを要します。

  マンスリーレター次号は 小島 敏郎 運営委員が担当します。


 以 上

 

No.117 2020年7月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
新入会員: 0名
退会会員: 3名
ご 逝 去 : 1名
 7月23日現在の k-unet 会員数は432名です。

■  活動状況

(1) 年会費のお支払いをご案内しています。(併せてご寄付も)
期限は10月末迄ですが、お忘れ無なく送金頂けますようお願いします。

(2) 今年に米寿或いは喜寿を迎えられる会員のみなさまへのご案内をお送りしました。


■  予定
(1) 7月中の予定はありません。

■  k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
  ・四季雑感(56)  女を乗せた特攻機    ~ 樫村慶一さんの投稿
  ・美術散歩 7月号 ~ 島崎陽子さんの 最新投稿
(2) 昭和会ニュース7月号掲載
(3) 2020年度第2回運営委員会議事模様
(4) 趣味の広場
 ・ラテン音楽講座「ラテン音楽のお話No.2」  ベッサメ・ムーチョ

(5) KDD誌拾い読み205号(2020年3月)

 

今月のコラム

 

担当: 北野 志津子  
☆ 束の間の夢を見ました ☆

 コロナ渦中の6月中頃のことです。午後3時頃、私が加入している生命保険会社の女性から電話がありました。電話の主は加入当初からの担当者ではなく、代理の女性でした。

女性:実は北野さんが掛けていた保険が来年(2021年)の5月1日に満期を迎えますので、そのお知らせです。満期に伴い、保険金の利子分が来年5月にお支払い されます。

私 :えっ?私が掛けているのは終身保険なので、「その時」に支払われるのではないのですか?

女性:いいえ、来年からは毎年5月に払い込まれます!

私 :確かそんな内容ではなかったはずだし、担当の方から聞いたこともありせんよ…。

女性:昔の商品は利率が良く、毎年のお支払いとなっています!

(そう言われると、実は何度か状況に応じて内容を変更していたのでひょっとしてそうなのかな…という気持ちになり)

私  :私が長生きしたら、その分だけ毎年いただけるの?

女性:その通りです。こういうお話しは誤解を招くといけませんので、お宅に伺ってお話しします。伺う日にちは調整しますので夕方までお待ち下さい。


 以上がそのやり取りです。どう考えてもおかしな内容です。一瞬、「新手の詐欺かな?」とも思いました。
 しかし、人間は欲望の動物。半信半疑で電話を切りましたが、「保険金の利子分がもらえる」と思うと、その言葉が頭の中を駆け巡り、次第に妄想が膨らんできました。「KDDの年金受給額が減った分以上にいただけるなら、あれもこれも欲しい。それが毎年となれば、家族全員連れて旅行もできる…」。久し振りに明るい気持ちになり、すっかり上機嫌です!

そして2時間後、先の担当者から再度の電話が入りました。いわく「私が誤解して電話してしまいました。誠に申し訳ありません」。平身低頭(電話なので様子は見えませんが…)、平謝りの状態です。「いったい、どういうこと!」。頭が混乱すると同時に、私の妄想は一瞬にして消えてしまいました。
「それはそうでしょうね。元々あり得ない話だもの」と自分を納得させ、瞬間的にでも“夢”を見た自分が恥ずかしくなりました。家族に喋りたかったのですが、「ひょっとして間違いなのかもしれないと」という気持ちもあり、言わなかったのはせめてもの救いです。
そしてすっかり忘れていた一週間後、デパートから私宛てに届け物がありました。送り主は例の生命保険会社の女性。中身は高級果物店「千疋屋」のゼリー菓子です。受け取るのは複雑な気持ちでしたが、いただくのも功徳と思い、有り難く受けとりました。お味は何となく苦かったです!
新手の詐欺ではないだけ良かったのですが、「やはりおかしい、変だ」と思った時、相手を待たせて保険証書の確認をすれば、その場で解決した筈と改めて反省しています。



あとがき

 

〇世の中コロナのニュースに溢れていましたが、いっとき安堵の空気が流れた感がありました。でもそれは束の間の事で最近は300人を越す日もありました。不安が増すのも無理はありません。今の所身近な方の罹患は聞きませんが、「ただ恐れている方」の多いのも気になっています。三密を避け(夏のマスク着用は臨機応変に)、免疫力を上げる努力する事が大切なのではと思っています。 安心して皆さんとの交流が出来る日が近いことを祈るばかりです。

〇「令和2年7月豪雨」は熊本県を中心とした九州地方、中部地方などに甚大な被害をもたらしました。被災された方に心からお見舞い申し上げます。今年の梅雨は長雨が続き列島の梅雨明けは7月末?或いは8月に成るのではといわれています。この後も大雨の警報に注意し、体調管理をしっかりして過ごしたいものです。


 マンスリーレター次号は 京極委員 の担当です。

以 上  

 

No.116 2020年6月24日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
新入会員: 0名
退会会員: 0名
会員のご逝去: 1名
 6月24日現在の k-unet 会員数は436名です。

■  活動状況

6月12日~27日 2020年度第2回運営委員会
新型コロナウイルス感染の影響で打ち合わせ会場の手配ができないためインターネット(e-mail)により会議を実施し新運営体制の確認、今年度活動計画の見なおしなどを行っている。

■  予定

パソコン研修会、サロンk-unetは新型コロナウイルス感染の影響で会場の事前手配ができないため計画されていないが今後状況を見て開催を検討する。

■  k-unetサイトの新情報
(1) 2020年度k-unet オンライン総会実施報告
(2) 連載
  ・四季雑感(55)  マスク亡国論  ~ 樫村慶一さんの投稿
  ・美術散歩 6月号 ~ 島崎陽子さんの 最新投稿
  ・趣味の広場 /音楽 新連載開始 -  ラテン音楽講座「ラテン音楽のお話No.1」

(3) KDDが企画して製作された科学映画を鑑賞するページを新設

(4) 2019年度コンテスト応募作品の壁紙配布開始

(5) 会員の広場~投稿のページ 日々の報道に対する疑問ーコロナ感染者数
 稲垣和則さん

 

今月のコラム

 

担当: 鎌田 光恵  
☆ 初めての経験 ☆
 2020年3月シニアクラステニスの練習試合中に転倒しました。痛みはありましたが軽い打撲ですぐ回復すると思っていました。ところが実際は左手首の骨折と第四腰椎の圧迫骨折で3週間ほどの入院をすることになりました。手首は若ければ添え木を当てて固定しておけば自然回復するものですが高齢であるため手術により小さな金具をいれて完了。第四腰椎の圧迫骨折の方は最初は手術によりセメント状の物を入れると告げられていましたが手術は行われず入院しベッドの上で安静に過ごす策が取られました。高齢で骨が麩菓子状態であることと心臓の持病を持っているためのようでした。ちょうど世間は新型コロナウイルス騒ぎで緊急事態宣言が出された時期で新宿の自宅近くの小さな外科病院でも入院患者への見舞いはお断りでした。入院患者は一日中有料のテレビを見て過ごしましたが仰臥の状態でのテレビ視聴は画面が歪んで長時間は見ておれませんでした。新型コロナウイルスによる感染者数の増加問題ばかりで憂鬱な思いがするのみでした。
 4月末に退院許可が出て帰宅しました。台所に立って料理はできましたが掃除機をかけるなど腰に負担のかかる作業は一切無理でしたので障碍者のように過ごしました。

 6月に入っても東京では新型コロナの問題は収束の気配はありませんでしたが経済優先、都知事選配慮などのためか多くの規制が解除されています。テレビやインターネット検索や家族との会話のなかで新型コロナのことが少しづつ解ってきました。まず、新型コロナの「新型」の意味について---これまでコロナウイルスはいわゆる風邪ウイルスとして専門家の間で4種が把握されており最近これにサーズコロナとマーズコロナの2種が加わり6種の存在が分かっていました。今回のコロナは当初は新サーズとも呼ばれ結局「新型コロナ」と命名されたとのことです。インフルエンザなら毎年世界中で発生していますがワクチンや薬が開発されており恐れおののく事態にはなっていないのに「新型コロナウイルス」は何故パンデミックと呼ばれる急な拡大変異に至ったのでしょうか?中国武漢から始まったものが人から人への飛沫感染により数か月のうちに世界に広まってしまったのはなぜでしょうか?新型コロナウイルスの進化力?答えはでてこないまゝ、現在では世界的にも一息入れ、秋から冬にかけて第二次、第三次感染が襲ってきた時を想定しワクチンや薬の研究開発が進められている模様です。5月31日の日経新聞のコラムにこんな一文がありました。

---「日本のコロナウイルス対策は、ことごとく見当違いに見えるが、奇妙にもうまくいっている」。海外メディアは伝える。PCR検査率は低く、外出制限などの強制力もあまりない。なぜ、感染者や死者が欧米に比べ少ないのか。ノーベル賞を受賞した山中伸弥さんは、その謎を「ファクターX」と呼び解明が必要と説く。-- 終わりにまとめとして新型コロナウイルス(COVID19)の統計情報に注目させていただきます。


あとがき

 

 2020年のk-unet年次総会は本来ならば4月28日(火)恒例の新宿区四谷地域センターで開催される予定でした。ところが新型コロナの問題が起こり日本中に緊急事態宣言が出されマスク、三密、外出規制、などこれまでにない様相となってしまいました。k-unetの年次総会は創設以来はじめてオンライン総会ということで4/26(日)~5/17(日)の間、実施されることになりました。59名の方々から議題に対する賛否表明を頂戴しすべての議題は可決されオンライン総会は終了しました。例年の総会後の懇親会がなく少し寂しい気もしましたが初めての経験は無事収まりました。(詳しい内容はホームページに記載されています) https://k-unet.org/
 さすが元KDDOBのサークルで見事な手綱さばきでありました。

 マンスリーレター次号は 北野志津子 運営委員が担当します。

以 上  

 

No.115 2020年5月11日
 オンライン 年次総会 リマインダー

 2020年度オンライン年次総会は4月の26日(日)に開始し、会員の皆様方のご参加を頂いておりますが、来る5月17日(日)には終了する運びとなっております。 ご参加が未だの皆様方には、オンライン総会ルーム内の議案ページに掲載しています議題を検討いただき、オンライン総会参加フォームによって議案への賛否をお知らせいただきますようお願いいたします。
 なお、既にご参加を済ませて頂きました皆様方には、再度のお願いを申し上げましたことをお詫び申し上げます。

今月のお知らせ

■  会員の状況
新入会員: なし
退会会員: 1名
 5月11日現在の k-unet 会員数は 437 名です。

■  活動状況
(1) 4月26日(開始)~5月17日 (終了) オンライン総会

■  予定
(1) オンライン総会の結果を ホームページに掲載

(2) 例年6月に予定されるパソコン研修会の予定については、追ってホームページなどでお知らせいたします


■  k-unetサイトの新情報
(1) 投稿のページ ~「日々の報道に対する疑問 ー コロナ感染者数 ー」   (稲垣和則さん)


今月のコラム

担当: 小川 明義  
☆ 新型コロナウイルス禍で 大流行りのリモート会議 ☆

 当会k-unetには、例年、新年度初頭に開催すべき委員会が二つないし三つばかりあります。 ところが、今年は3月中下旬辺りから新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し始めたことから、4月中に開催予定の会合すべてを感染防止のため、参加者が一堂に会することのないインターネット利用の会議やメールによる意見討論方式で実施することにしました。
 4月最初の会合は、参加者6名によるWeb会議で1時間半ほど行いましたが、終わってみると実会合と大差なく十分な討議が行え、満足できる成果を上げることができました。 ただし、Web会議システムにはPC画面に参加各人の映像をタイル状に並べて映し出し、同時に討議資料や図表等も同一画面上に表示すると、どうしても双方が被さり合って見づらくなる難があると判りました。 会議参加者が多いような場合は、PC画面に検討用資料などを全面表示し、音声のみによる資料説明と討議で会議を進めざるを得ないようです。

 今回利用したWeb会議システムに類似のものとして、以前より広く使われてきたテレビ会議システムがあります。 このシステムは専用の通信回線と専用の端末が必要であり、更には専用の会議室までをも要することから、かなり大仰で高価なものとなります。 これに比べ、Web会議システムは汎用パソコン(またはスマホやPDAなど)にインターネット環境さえ整っておれば、オフィスのデスクからでも、外出先(含む海外)からでも、また自宅の居間からでも極めて手軽にビデオ通話や会議ができるといった優れた利便性を有しています 注1)。 この手軽さがゆえに、今回の新型コロナウイルス感染症増大の禍中においても多くのシステムが大流行り 注2)となっているのでしょう。

 今やWeb会議(或いはテレビ会議)システムは多くの企業・団体等においてテレワークやリモート打合せなどに多用されており、更には、この時期に集中する株主総会の多くがオンライン方式によって開催されているようです。 また、長く休校を続けている学校や塾も補習のためのオンライン授業などにWeb会議システムを利用しています。 果ては、「オンライン飲み会」が流行り、連休前には「オンライン帰省」の勧奨までありました。
 先月のG7やG20首脳会議はテレビ会議形式で執り行われました。 今月初めからは、閣僚会議も憲政史上初めてテレビ会議システムを使って行われているとTVのニュースで報じていました。 とは言っても、流石にG7やG20それに閣僚会議の何れもがセキュリティの観点から簡易なWeb会議システムではなく正統なテレビ会議システムを使って開催した違いないと思いますが。

 このように急速に利用の拡がったWeb会議システムは、手軽さや親しみ易さとともに安価に利用できることから、今次新型コロナウイルス禍が収拾した後も恐らく廃れることなく、寧ろ、更に広い分野での利用が増えるのではないかと思います。 身近なところでは、遠くの孫たちとお爺ちゃんお祖母ちゃんのビデオお喋り交歓も、「簡単なもんじゃ」との認識済みのもと、今後も気軽に使われ続けるかも知れません。

 さて、話しを少し戻しますが、総会に向けての準備を整える4月開催2番目の会合はメールの遣り取りで審議を進める方式で実施し、目下開催中の年次総会は21年間にわたるk-unet史上初のオンライン総会にするなど、総ての会合・行事をオンライン化して3密回避の感染防護策を採りました。
 会員の皆様には、初めてのオンライン総会へのご参加をお願いしておりますが、ご参加ご協力のほど有難うございます。

注1) Web会議システムはアプリケーションソフトをPCやスマホ等にインストールして使います。 アプリケーションソフトはソフトウエアコーデックを備えており、帯域圧縮を行って伝送路の負担を軽減しております。 なお、ネットワーク構成には、自社内サーバ利用型とASP(クラウド)利用型の2つがあります。 

注2) Web会議システムの一つには古くからSkypeがありました。 同システムはユーザーインターフェイスの不便さにより一時は利用者数を大きく減らしましたが、今回のコロナウイルス禍で利用者が再び急増して最近では2位にまで盛り返したとのことです。


あとがき

 近ごろ、家の周りで聴こえていた鶯の聲に不如帰の聲が交じるようになりました。 新緑に不如帰と来れば次は『初鰹』です。 しかし、残念なことに「3密を避け」「外出の自粛(Stay Home)」を守るため近くのスーパーマーケットへも気軽に行けない日々が続いており、今年の初鰹はとても遠い存在としてしか感じられないです。

  マンスリーレター次号は、鎌田 光恵 副代表が担当します。

以 上  

 

 

 

 

No.114 2020年4月25日
 年次総会の オンライン開催の お知らせ

 現在、新型コロナウイルス感染症拡散防止のための緊急事態宣言が日本全国に発出され、手洗いや咳エチケット等の基本的感染予防の実施や不要不急の外出の自粛が求められています。
 このため、2020年度 k-unet 年次総会はオンライン総会として実施することといたします。会員の皆様には、オンライン総会ルーム内の議案ページに掲載しています議題を検討いただき、オンライン総会 参加フォームによって議案への賛否をお知らせいただきますようお願いいたします。
 総会専用アカウントでログインして、表示される総会のページにてオンライン総会にご参加ください。
(総会専用アカウントのID/PWは会員専用ルームのトップページをご覧ください。)

今月のお知らせ

■  会員の状況
新入会員: 1名 大沢 潤一 さん
退会会員: 3名
 4月25日現在の k-unet 会員数は 438 名です。

■  活動状況
(1) 4月初旬 第1回運営委員会  (新型コロナ対策のためオンライン実施)

■  予定
(1) 4月26日 年次総会 ・・・ オンライン総会にて実施  (5月17日までの予定)

■  k-unetサイトの新情報
(1) 年次総会のご案内
(2) 連載 美術散歩3月号
(3) 連載 四季雑感(53)
(4) 長寿のページ〜投稿「卒寿の記」 (樫村慶一さん)


今月のコラム

担当: 楳本 龍夫  
☆ ウェブサイトの最近のデザイン傾向について ☆
 武漢来るなウィルス騒ぎで、 集近閉 しゅうきんへい を避けて蟄居謹慎の今日この頃です。
 家に閉じこもりがちのおかげで1日中パソコンを点けっぱなしで、いろいろなウェブサイトを眺める時間が多くなっています。そこで今回は最近のウェブサイトデザインの傾向について気付くことをご紹介し、今年2月に実施しましたk-unetサイトのリニューアルについて、最近のデザイン傾向との関係を中心に、舞台裏をご紹介することにします。
 最近の特徴として第一に挙げるべき点はレスポンシブデザインでしょう。これは、同じサイトにアクセスしても、パソコンとスマホで各々見易いように表示の仕方を変えて表示するウェブデザインのことです。つまり、画面サイズに応じて自動的にデザインを変えるしくみを組み込むということです。この仕組みの原理は比較的簡単です。ウェブページを開く際、ブラウザは表示フォーマットを指定したスタイルシートというフォーマットの指示書を参照して表示しますので、スタイルシートに画面サイズに応じてどのように表示するかを書いておけば、ブラウザが自動的に表示してくれるという仕組みです。ただし、この指示書を一から書くとなるとかなりたいへんな作業になりますが、世の中にはフレームワークというウェブ表示の枠組みをセットにして準備し、オープンソースで公開している人がいますので、これを利用させて貰えば、かなり楽にレスポンシブウェブサイトを作ることができます。新しいk-unetサイトが利用しているCMS(Contents Management System)であるNetCommons3もBootStrapというフレームワークを利用して作られています。
 さて、ここ数年のウェブデザインの傾向ですが、最も目につく点は、表示領域が横幅一杯であったり、全体に大きく表示するようになってきていること、また、写真やイラストなど、グラフィカルなものを大きく表示して、なるべくシンプルな部品配置にするものが主流を占めるようになってきているように思われます。さらにその画像もスライドショーや映像を利用した動くものが多用されるようになってきています。その際、ページの全体を複数のコラムに区切らず、単一コラムにしてできるだけ大きく表現するものが増えています。
 画像や文字の表現形式もダークモード(黒や暗色を基調にしたデザイン)、グラデーションの多用、磨りガラスのエフェクト、3Dグラフィックスの採用などのほか、画面端要素の固定表示やスクロールに合わせて展開していくデザイン、紙の質感など新聞や雑誌などの印刷物の表現を模倣したスキューモーフィズムデザインと呼ばれる技法などが気になります。
 必ずしも流行を追う必要があるとは思いませんが、見る気のしなくなるダサいホームページとなることを避けるためには、最新のトレンドをある程度意識したホームページ作りも必要であろうと考え、今回のリニューアルにおいては、このうちのいくつかのものについて採用しました。
 見ておわかりのとおり、画面サイズは大きくしています。スライドショーや磨りガラスのエフェクトについては、前回のリニューアル時に先取りして採用し、見事にトレンドが当たったと思います(!)ので、引き続き採用。怪しいサイトは大抵ダークモードを使用しており、わがサイトの趣旨には反するものと考え、まったく逆に究極のブライトモードである白を基調とすることにしました。画面端要素の固定表示については、クイックスクロールのリンクを配置するのに便利になのでイタダキ、上端と下端に固定のバーを設けることにしました。スキューモーフィズムデザインは「まちだより」や他ページのタイトル部分に取り入れています。
 CMSを利用しつつデザインに凝って動きのあるページにすると自然に重くなり、応答が遅くなってしまいます。しかも、データ転送量が多くなると、アクセスで消費されるギガ容量が増えてきます。したがって、処理の伴うスクリプトなどはなるべくサーバ側で行い結果だけを転送するようにし、PC側で行う処理は必要最小限にとどめる工夫が必要となります。ブラウザで一度開いた画面はパソコン側のキャッシュメモリに保存され、2回目以降の表示は早くなりますが、更新された新しい画面は、初回の表示が遅くなることは避けられません。軽量化のためCMSの機能を使用せず独自のhtmlで動かす方法も採用しています。
 以上、なるべくスマートなサイト作りに努めたつもりですが、結果としてわかり難い画面になったかもしれません。皆さんからの改善提案に柔軟に対応していく予定ですので、忌憚のないご意見、ご感想をよろしくお願いします。

あとがき

 ウィルス感染が続いています。
 本年度の年次総会はオンライン総会で実施せざるを得ない状況になってしまいました。ウェブページの出番というわけですが、初めての機会ということで、簡単な操作を実現するために試行錯誤にならざるを得ません。2週間以上の期間を定めてオンライン総会のページから簡単な操作で議案に対する賛否の投票をお願いする予定ですので、奮ってご参加をお願いします。

以 上  

 

 

 

 

No.113 2020年3月24日
今月のお知らせ

  会員の状況
新入会員: なし
退会会員: 1名
 3月21日現在の k-unet 会員数は 440 名です。

  活動状況

(1) 3月11日 2019年度第6回PC研修会   新型コロナウィルス感染予防のため延期

  予定

(1) 4月10日  2020年度第1回運営委員会(新宿区四谷地域センター)
(2) 4月28日   k-unet年次総会  (  同 上  )

  k-unetサイトの新情報

(1) トップページ~新型コロナウィルス予防ハンドブック~
  (クリックしてダウンロードできる)
(2) 会員の短信(島崎陽子さんからよびかけ、読書会会員を募集)
(3) 2019年度第6回運営員会議事模様(2月21日)


今月のコラム

担当: 石垣 英明  
☆スマートウォッチで健康管理☆
スマホを買い替える際、スマートウォッチも一緒に買えば安くなると進められて、衝動的にスマートウォッチを購入しました。当初は腕時計代わりにしか使っていませんでした。新型コロナウィルスの感染拡大予防で関わっていた3月の行事が中止になり、出かけることが少なくなり暇になり、あらためてスマートウォッチの使い方を勉強しました。
通話やSMS、SNSメッセージの確認、電子決済ができることに加えてさまざまな使い道のあることがわかりました。

スマートウォッチはタッチスクリーンとCPUが搭載されていて、文字盤の部分に触れることで、さまざまな機能を使用できる腕時計型のウェアラブル端末です。

スマートウォッチが登場したのは2015年4月でした。当初はバリエーションも少なかったが、最近大手の時計メーカーも参入し、機能も選択肢も増えて、高機能になっています。

盤面にはカレンダー、天候と気温、他地域の時刻、心拍数、歩数などが表示可能で、心拍機能を用いたランニングなどワークアウトの記録機能もあります。睡眠時に装着すると自動的に睡眠状態を追跡する機能や、スマートフォンと連携して音楽再生、歩数や心拍数をスマートフォンで集計し視覚的に確認したり、カレンダーアプリで手元でスケジュールをさっと確認できるなど、対応アプリにあわせた使い方ができます。心拍計、歩数計、移動距離、カロリー消費の計測、血圧、睡眠診断などがスマホと連携しなくてもできます。浅い睡眠か深い睡眠か睡眠状態を追跡できる機能があることを知り、最近は重宝しています。

高機能のスマートウォッチは少し値段が高いのですが、GPS機能、音声認識機能を備え、バッテリーの持続時間も長く、いろいろな使い道があります。スマートウォッチはブルートゥースやWi-Fi機能を使ってスマートフォンやタブレット端末になかったことが実現できます。大部分のスマートウォッチは、iOS・Androidともに対応しています。
さりげなく、だれにも気づかれずにスマートウォッチを使いこなしたいという方におすすめです。

店員にすすめられて何となく購入してしまったのですが、いろいろ便利な使い道があることを知りました。思ったより使い勝手がよいです。
皆様もいちど試されてはどうでしょうか。 

あとがき

●「5G」のサービスがいよいよ始まる
 ソフトバンクとNTTドコモは3月下旬から、5Gのサービスを始めます。KDDI(au)も3月中に始めます。利用料金は、現行の4Gより少し高い程度だが、5Gスマホの購入が必要です。特徴は通信速度が4Gより数十倍も速い。大容量の2時間の映画をダウンロードするのに4Gでは5分かかるが、5Gなら3秒ですみます。 複数の視点でスポーツ映像を観戦できたり、より臨場感のある音楽ライブを視聴できます。最初の数年間は利用地域が主に大都市に限られます。各社が通信網を全国的に広く整備するのには数年間かかります。本格的な利用が可能になるのは早くても2023年以降になりそうです。

●新型コロナウィルス「持ちこたえているが一部で感染拡大」
 WHOや新型コロナ専門家会議の会見を聞いていると、聞きなれない横文字のウィルスと向き合う言葉を耳にします。パンデミック(ウィルスの世界的な大流行)、クラスター(患者集団)、オーバーシュート(爆発的に患者が急増する)、ロックダウン(強制的な外出禁止や店舗閉鎖)等の言葉が使われ、爆発的な感染拡大を防ぐ対策を講じることが求められています。
終息時期は見通せず、ウィルスの影響で社会にピリピリした空気が広がり、社会不安が起きています。
個人にできる感染予防は、こまめに手を洗う、咳が出る人はマスクをつけるといった基本動作をとるとともに、しばらくは集団感染が起きやすい密集空間を避けること、かぜの症状でたら外出を控えるといったことでしょうか。感染拡大を一人ひとりの力で防ぎましょう。


  マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 運営委員が担当します。

以 上   
   

 

 

No.112 2020年2月28日
今月のお知らせ

■  会員の状況
新入会員: なし
退会会員: なし
ご逝去: なし
 2月26日現在の k-unet 会員数は 441 名です。

■  活動状況

(1) 1月28日  サロンk-unet&PCアートコンテスト投票結果発表会
(2) 1月29日  2019年度関西地区  パソコン研修会 
(3) 2月10日  ホームページのリニューアル実施 
(4) 2月21日  第6回運営委員会 
(5) 2月21日  第5回パソコン研修会 

■  予定

(1) 4月10日  2020年度第1回運営委員会 (新宿区四谷地域センター)
(2) 4月28日  k-unet年次総会  (新宿区四谷地域センター)
(注) 3月11日開催予定だった第6回パソコン研修会は新型コロナウイルス感染予防のため延期する こととなりました。改めて連絡します。    
■  k-unetサイトの新情報
(1) ホームページのリニューアル
k-unetのホームページをスマホにも対応するため、2月10日に新たなホームページへの切り替えを実施しました。
こちらをご覧ください。
(2) 2019年度PCアートコンテスト


今月のコラム

担当: 町田 香子  
☆恋しい普通の生活☆
 今、毎日が憂鬱です。マスコミが日々騒いでる新型コロナウイルス感染ニュースに、先行きの見えない不安でどうにも心が晴れません。
 他人事と思っていた私の日常も大きな変化が押し寄せています。外に出れば、ドラッグストアに開店2時間前からマスクを買う人々が群れを成し、電車内ではマスク内で咳をしても針のような視線が飛んで、八つ裂きにされそうです。先日は、OLがつり革の白い部分を除菌ティッシュで拭いてましたし、幼児が「クシュン!」とした途端、よそのオバサマから「まあ、子どものクシャミなら許せるけど・・・」とよくわからない大きなつぶやきが聞こえました。
 今、まさに感染力に敏感に対応した店が、私がよく行く某・大規模コーヒーチェーン店だったのでびっくりしました。牛乳や無脂肪乳、砂糖など無料で置いてあったコンディメント・バーを無くしたのです。思わず、楽しみを取られた子どものごとく、「牛乳ボトルはどこに?」と店員さんに聞くと、多分私のような客が何人もいたのでしょうか、慣れた手つきで紙コップに注いだ牛乳を手渡しでくれたのです。
 そして自分の差し迫った来月の予定まで、スケジュール変更の連絡が続々と入ってきています。学生の卒業式後の懇親会の裏方で働くはずが、200人以上集まる会合はキャンセルとなり、その後の「裏方打ち上げ」の話も雲散霧消です。また、手術後や身体の弱い人への取材も見合わせようという傾向も出てきてしまいました。でも、そんな自分の仕事はともかくとしても、あのクルーズ船の感染威力には、身が縮む思いです。もし自分が乗船していたらと思うといたたまれない気持ちです。以前、海上自衛隊の艦艇の見学で、隔離部屋というのを見てショックを受けました。インフルエンザなどの対策でしょうが、暗くて狭くて寂しく、厳戒態勢を意味していました。そのような部屋もないクルーズ船では「豪華な旅」も恐怖にかき消され、運命のいたずらを呪ったに違いないと思うのです。
 この感染ニュースですでに一番悲しいことを経験しました。1月末に1年間の日本語レッスンを終えて帰国する中国留学生との別れです。中国全土の感染力がわかるアプリを見せてくれたのですが、所々が真っ赤になって猛威を振るっています。「この菌の中にこの子を帰してよいものか」と思っていたら、なんだか可哀想で涙が出てきてしまいました。でも反対にその子に慰められました。「母子家庭だけど、母と2人で家の中で頑張って過ごします。大学は休校だから、それまでたくさん勉強できます。町田さんこそ、病気になったらダメよ。日本の患者さんが早く治るように祈ります」と。
 あらためて、このようなパンデミック的な事件の無かった普通の生活がいかに貴重で大切なものだったのかを噛みしめ、その日常が恋しく思う毎日です。

あとがき

3月はおひな祭りです。また、ホワイトデーを心待ちにしている女性もいらっしゃるかと思います。そして、4月になれば、桜の花とともにランドセルを背負った新1年生のデビューと、季節も移り変わります。希望を持って、春到来を待ちましょう。

  マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。

以 上   
   

 

 

No.111 2020年1月25日 

今月のお知らせ

■  会員の状況 
新入会員:なし      
退会会員:1名(ご逝去)  

 1月25日現在の k-unet 会員数は 441名です。

■  活動状況
(1) 12月9日  第5回運営委員会  
(2) 12月27日  PCアートコンテスト投票締め切り    

■  予定
(1) 1月28日午後  サロンk-unet 、PCアートコンテストの結果発表  (新宿区四谷地区センター)
(2) 1月29日午後  関西地区PC研修会及び意見交換会  (難波生涯学習センター)
(3) 2月21日午前  第6回運営委員会  (新宿区四谷地区センター)
(4) 2月21日午後  第5回PC研修会  (新宿区四谷地区センター)
(5) 3月11日午後  第6回PC研修会  (まちだ中央公民館)

■  k-unetサイトの新情報
(1) ホームページのリニューアル
k-unetのホームページをスマホにも対応するため、2月10日に新たなホームページに切り替えます。当日、切替のために少々の時間、閲覧が不可能になりますのでご迷惑をおかけします。
(2) 連載 ~ 四季雑感(51)

今月のコラム

担当: 本間 強  
 ☆ 自治会との関わり ☆

 バブル時代が始まる数年前に利根川河畔の取手市に引っ越して40年以上も住み続けている。当時から自治会(町内会)が組織されていて色々と活動していたが、現役のころは全く関心がなく順番で回ってくるブロック長を経験した程度であった。
 こんな状況のなか、昨年3月にいきなり自治会の会計担当をやってほしいとの依頼が舞い込んできた。前任者の「エクセルを使うことができれば簡単にできるよ」との説明を鵜呑みにして、長年お世話になっている自治会に少しでもお役に立てればと軽い気持ちで引き受けることにした。
 当初、会計担当の作業は自治会活動に必要な経費の管理程度と考えていたが、前任者から引き継ぎを受けてみると日常の経費管理のほかに会員の入退会管理、会費徴収名簿管理、会費集金管理、自治会主催の諸行事(歩こう会、グランドゴルフ大会、防災研修、救急訓練、防火訓練、2大イベントである7月の夏祭りと12月の餅つき大会など)への支援作業など、盛り沢山の作業内容であった。
 夏祭りの作業は、盆踊り用やぐら組み立て、来賓席や模擬店用大型テント設営などの手伝い、模擬店(生ビール、焼きそば、焼き鳥、フランクフルト等)用の樽生ビール、ガスコンロやプロパンガス等の事前手配、夏祭り終了後のあと片づけ、模擬店の売上集計及び関係先への支払いと全体の経費報告書作成などである。暑い最中で体力的に大変きつい作業であった。
 餅つき大会では来賓席用や餅加工用の大型テント設営手伝い、120kgの餅米手配、餅米せいろ用及び豚汁用ガスコンロとプロパンガスの手配などの事前準備、当日の杵と臼4台による餅つきと並行して行う電動餅つき機2台による餅つきの担当、終了後の後片付けや関係先への支払いと全体の経費報告書作成などである。慣れない5升タイプの大型餅つき機での餅つきは前任者の指導の下になんとか無事にこなしたが、来年の餅つきの際もうまく出来るのかちょっと不安なところがある。
 3月末までに年次総会に向けた本年度の決算報告書作成、来年度の予算案作成、来年度の会費徴収名簿作成など、実施しなければならない作業が盛り沢山である。当自治会も高齢者が多くなり役員が率先して取り組まなければならず後期高齢者になったばかりの小生も力仕事に協力しなければならない状況である。長年お世話になってきた自治会に少しでもお役に立てるよう今年も取り組んでいきたいと思っている。

あとがき

 今年は東京でオリンピックが開催されます。56年前の1964年東京オリンピックの時は14インチの小さな画面の白黒テレビで観戦しました。日本選手は重量挙げフェザー級の三宅選手、女子バレーボール、男子体操、男子重量級柔道の猪熊選手、ボクシングのバンタム級の桜井選手など合計16個の金メダルを獲得するなど日本選手の大活躍に興奮しまくりでした。56年後の2020年東京オリンピックは技術革新で大画面の4Kテレビや8Kテレビで観戦できる時代になりましたのでよりリアルな迫力のある映像で観戦することができます。メダル候補の日本選手が沢山いるので実力を発揮して前回を上回る金メダルを獲得してほしいものです。

マンスリーレター次号は 町田 香子 運営委員が担当します。
以 上