No.62 2015年12月26日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員: 3名  吉原義昭さん、那須正和さん、矢田部亮一さん
 退会会員: なし
 ご逝去会員: なし
  12月25日現在の k-unet 会員数は 495名です

■ 活動状況
 (1) 12月13日 2015年度パソコンアートコンテスト投票の終了
 (2) 12月14日 第5会運営員会(四谷地域センターにて)
 (3) 12月18日 第2回サロン k-unet(料理教室)およびPCアートコンテスト入賞作品発表会(四谷地域センター)

■ 活動予定
 (1) 2016年1月中旬にホームページのレイアウト変更を計画しています。
 (2) 同年2月16日 
  四谷地域センター11階にて第6回運営委員会(午前)およびパソコン研修会(午後)
 (3) 同年3月中旬 第3回サロンk-unet開催予定

■ k-unetサイトの新情報
 (1) パソコンアートコンテストに応募された作品の作者の発表と入選作品の展示
 (2) KDDI誌拾い読み12月号(要ログイン)
 (3) 会員からの投稿 ~ ただいま!! Cebu島からの帰国
 (4) 会員の動向
  ~ しあわせ会 最近の会の模様、
  ~ 元茨会の模様、
  ~ はたちの会-セブ島同期会の模様、

  ~ 昭和会のページ12月号

 

 今月のコラム 

担当: 京極 雅夫

 ☆ パソコンにつなぐプリンターの使い方は?(その2) ☆

 年賀状をパソコンで作成される方も多いことと思います。カラー写真を組み込んだり、独自のイラストを作ってオリジナル年賀状を自宅で印刷することも年の瀬の行事ではないでしょうか。 プリンターについて再度の考察を述べさせていただきます。

1.インクの種類、顔料と染料の特徴
 インクジェットプリンターはインクをノズルから微粒子状態(微細な水滴)にして吐き出して用紙に付着させる。従来の家庭用インクジェットプリンターは主に染料インクを採用している。最近は、顔料インクを使用するプリンターも増加している。
 では、何がどのように違うのだろうか?

染料:インクを用紙にしみこませる。発色がクリアーで鮮やか、色の安定には時間がかかるが、透明感があり、光沢感を生かすことができる。色の再現の精度よりも素早く手軽に印刷するのが向いている。用紙はインクジェットプリンター用のものを使用する。
顔料:色の粒子を用紙の表面に付着させていて、用紙に染み込まないのでくっきりした印刷となる。高精細な色の再現、豊かな諧調性が特徴。マット系用紙、画材紙、ファインアート紙などに印刷できる。速乾性があり、早く色が安定する。油性系インクなので湿気による滲みが少なく、耐久性に優れ長期間保存が可能。

 全色に顔料インクを使用するプリンターや染料系と顔料系インクが混載するプリンターなどが発売されている。黒色は、濃い文字でくっきり印字するように顔料インクを用い、色インクは染料系を使用して、両方を組み合わせる機種もある。また、新しい傾向として、黒色系として灰色インクを追加するようだ。これはモノクロでのグラデーションが滑らかになる効果を狙っているらしい。
 現状では、主に写真を印刷する人は、多色で染料インクを用いるプリンターがベターと言える。

 先日、販売されている水彩版画の制作方法を調べたらインクジェット印刷となっていてびっくり。いまどきの版画は、昔のように色別の版木に絵の具を塗り馬連(バレン)で擦って用紙に付着させるのではなくて、原画をスキャンしたデータをインクジェットプリンターへ送り、ボタン一つで完成なのだ!

2.にじみ対策
 汗ばんだ手で触った時や蛍光マーカーを使用した時など惨めな結果となる。水やコーヒーをこぼすことなどは論外。家電店でメーカの販売員に滲み対策について質しても、顔料系のプリンターを使ってくださいと、新たな機器を売りつけようとするだけだ。

 小生が実際に試したのは透明のフィルムを貼って印刷面を保護する方法。図書館の本は汚れないように粘着フィルムでカバーしてあるがこれと同様。「カバーフィルム」とか「粘着剤つき保護・補強用フィルム」とか「接着剤付透明コートフィルム」とかの商品名で、ロールタイプ、シートタイプ、テープタイプの種類があり、用途に応じて使い分けるようになっている。
 フィルムの裏紙を剥しながら保護したい紙に貼りつけていくが、空気を入れないように注意して、且つ皺が生じないように注意を要する。コツが必要。紙としては厚めで硬い紙が貼りやすい。気泡が出来てしまったら針で穴を開けて空気を抜く。位置がズレたり皺になっても、張り直しはやりにくいし、ほとんどできない。経験を積まないと上達できないようである。

3.メンテナンス
 ノズルチェック、ヘッドクリーニングなどのメンテナンスは、印刷のかすれなど結果が気になった時に、それぞれのプリンターの操作ガイドを参照して行う。
 自動給紙がうまくいかない場合には、ゴムローラーのクリーニングをする。市販のクリーニングシート(両面が少し粘性のあるシート)をプリンターに通す。紙を通すだけの操作ができないプリンターの場合には、印刷濃度を薄く設定して、白紙をコピーするように行う。プリンターから出てきたシートをよく見るとゴミやインク粕が付着している。これを1、2回繰り返すとよい。

 メーカの修理対応期間は、家庭用電気製品としては短めで、「製造打ち切り後5年間」となっていた。
 さて、ウチで現用中の複合プリンター(無論これは染料インク式)は既に8年も使用しているので、問題が生じて修理に出そうにもメーカで受け付けてくれないことになる。大事に使わねば。

 

 あとがき 

 あっという間に師走になりました。皆さんの今年の10大ニュースは何でしょうか?
 k-unetのニュースとしては、新運営委員が2名。6月からは町田香子さんと12月からは小川明義さんが参加して下さいました。10月下旬のサーバー移行は大変な作業でした。

皆様、良いお年を。

 マンスリーレター1月号は 西澤太郎 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.61 2015年11月25日  

 


No.61 2015年11月25日 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:  3名  鈴木健二さん、佐竹秀夫さん、近藤茂雄さん
 退会会員:  0名  
          11月25日現在の k-unet 会員数は 492名です

■ 活動状況
 (1) k-unetパソコンアートコンテストに応募された素晴らしい作品を展示しています。
   ただ今投票実施中ですので皆様こぞって投票をお願い致します。
   投票は12月13日(日)24:00まで
ですのでお忘れなく。
   結果発表は12月18日サロンk-unet 会場で。
 (2) 11月の「HAPPY BIRTHDAY」 には瀧本直孝さん、甲斐野幸一さん、石垣英明さんから寄稿を頂いています。

■ 予定
(1) 12月 8日(火) 「持っていない方、これから検討される方」 のためのシニア向けスマホ教室  講師は au実務担当者を招へい 場所は新宿区四谷地域センター 
(2) 12月14日(月) 2015年度 第5回運営委員会 (四谷地域センター)
(3) 12月18日(金) 2015年度 第2回サロンk-unet(料理教室)とPCアートコンテストの投票結果の発表会

■ k-unetサイトの新情報
 (1) KDDI誌拾い読み11月号 
 (2) 連載/S&S/最新号~ノーベル賞と絵のお話し

 

 今月のコラム 

担当: 北野志津子

 ☆ 偶然にもたらされたひとときの幸せ ☆
乗るつもりの電車が目の前で出て行ってしまい臍をかむ、それが一度ならずその日の巡り合わせでどの電車にもという事は誰しも経験があると思う。そんな時、今日はこういう巡りなのだと早くに観念してイライラしないという知恵がついたのも年齢のせいか。

でも幸いにもその逆のケースにはラッキーとばかり心が軽くなるものだ。些細な日々の出来事なのだが、「それが事故に遭遇したり、遭わないで済んだり」 とはよく聞くエピソードだ。

このほど私にも面白い一日があった。

その日は朝早くから出かけようとするのだがどうもモタモタしてしまい玄関を出たり入ったり、嫌な感じだった。漸くバス停に近づいたとき、「アッ、仏壇のローソクを消し忘れていた」と急に思いだし、多分心配はないと思いつつ万が一を考えてまた踵を返したのだった。そして予定の時刻を大分過ぎたころ漸くバスに乗るとそこに知り合いが乗り込んできた。その方には用事があり連絡を取りたく思っていた矢先だったので偶然の出会いに感謝。

次に地下鉄に乗り発車を待っていると今度は自宅のリフオームの折に彼女の一言で大事な案件が片付きお礼を言いたく思っている人が乗ってきた。お蔭で改めてお礼を伝える事が出来たのだった。

次に降車駅の改札口では古い知人夫妻にバッタリお会いした。この方は新宿のKDDビル地下に時折お店を出していた洋装店さんで、その人柄、仕立ての良さが忘れがたく時折思い出していた方だった。短時間ながら偶然お目にかかれて何だか気持ちがすっきりしたのだった。高齢になられていたがお元気で良かったと安心し温かい気持ちに包まれて嬉しかった。

そして帰りのバスに乗り、バス停を降りると後ろから「キタノさーん」と声が掛った。近所の気心の通じる方だがこの数年お目にかかる事がなかった。これまた暫しのおしゃべりを楽しむことに。

そんな訳でこの日は偶然にも計5人4組の知り合いに一挙に会えた嬉しい日になった。すんなり出かけていたら決して会えない巡り合わせだったと思う。

最近は出かける事が多い割にバッタリという事は皆無だったのに、この日は「会いたい方5人に会えた」なんて面白い事もあるものだ。

偶然のイタズラで惨事に遭遇などということでなくて本当に良かった。

 

 あとがき 

この秋人生初めて、付き添いとしてだが救急車に乗るという体験をした。私共の世代は救急車を呼ぶことに抵抗のある方が多いのではないか。今回は偶然家に居合わせた娘の直感と行動力で朝6時半に車はやって来た。杉並区内の施設5件に掛け合ってもらうがどの病院からも受け入れ許可が出ない、病人は肩を大きく動かしての呼吸だ。どうなるのだろうかと心配が募る。その時救急士さんが「5件の病院に掛け合って、受け入れ先が無く20分以上経過した場合は東京ルールを適用します。今から新宿区の国立国際医療研究センター(ストラーダの少し先にある)に問い合わせ、許可が出ればそちらに搬送します」と。お陰様で大事に至らずに済んだのだった。

救急患者がたらいまわしにされるという事態はかつて問題視されていた。知らぬ間に東京ルールというものが出来ていてこの度私共はその恩恵に浴する事が出来た。何処の自治体もこのようなルール作りが整っているとは考えにくいが一刻も早く格差が解消されて欲しいと思う。そしてもしや心配な症状が起きた時は躊躇することなく119番を!

   マンスリーレター次号は 京極雅夫 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.60 2015年10月24日  

 


No.60 2015年10月24日 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   0名  
 退会会員:   0名  
          10月25日現在の k-unet 会員数は489 名です

■ 活動状況
  (1) 9月 1日 大阪地区PC勉強会
  (2) 9月29日 第2回PC研修会 町田中央公民館
  (3) 9月30日 会計担当者会議
※ PCアートコンテストは 8月10日に受付を開始し、多数の応募が到来しました。 10月23日に〆切らせていただきました。 これから優秀作品を皆さまのメール投票で決定させていただきますので、引き続きご協力をお願いします。


■ 予定
 (1) 10月28日(水) 2015年度 第4回運営委員会( 新宿区四谷地区センター)
 (2) 11月26日(木) k-unet第2回デジタルカメラ野外撮影教室
撮影場所:新宿御苑 講習会:四谷地域センター
秋をテーマに写真撮影、レベルアップ写真撮影講習会
 (3) 12月 8日(火) 「持っていない方、これから検討される方」 のためのシニア向けスマホ教室
講師はau実務担当者を招へい 詳細は追ってお知らせします。
場所は新宿区四谷地域センター
 (4) 12月18日(金) サロンk-unet料理教室とPCアートコンテストの投票結果の発表会

■ k-unetサイトの新情報
 (1) KDDI誌拾い読み(10月号)
 (2) 会員からの投稿(贅六の二言・三言)

 今月のコラム 

担当: 鎌田 光恵  

 ☆ 日本の伝統衣装和服 ☆

 日経新聞9/18文化欄に「日本婦人の肖像(黒木夫人)」エドモン・アマン=ジャン描、1922年、国立西洋美術館蔵 と題した美しい着物姿の女性が読者の目を引いた。解説文を引用させていただくと
――「これが日本の最高礼装でございます」地紋がつややかに浮き出た縹(はなだ)色の絹に、茶屋辻のある風景を染め上げた着物、帯は綴(つづ)れの松竹梅。 ちらりと見える襦袢の袖口と帯揚げの錆朱(さびしゅ)が鮮やかだ。 文句なしの正装で臆することなくフランス人画家の前に立つ女性--中略--モデルの黒木竹子の伯父は松方幸次郎。~モネなど、多くの画家に引き合わせたのは竹子だった。この絵を描いたアマン=ジャンもヨーロッパで巻き起こったジャポニズムに魅せられた親日家で、さながら竹子は生きた浮世絵だったろう。――」
 約90年前に、異なる文化圏の欧米人に日本女性の和服姿が称賛されている。和服は着る人の背筋を伸ばし、立ち居振る舞いを優雅にさせる。着物の素材、柄や仕立て方でお洒落着にも仕事着にも、若向きにも、シニア向きにもなる。母親から娘に受け継がれ着古され、傷みが出ると切り取り、布団や丹前や小物にと変身する。絹は昔のものほど上等で、デザインも洗練されたものが脈々と底流にある。
 ところが近年、畳紙(たとう)に包まれた絹の着物が箪笥の中で邪魔者扱いされるようになってきた。一大決心のもと、大枚を払って買い求めたものを、 洋服に作り直すには工賃が高過ぎ捨てるには勿体無いというわけである。 美容院で着付けをしてもらい、持ち物、履物を揃えると時間とお金が掛かり過ぎるので着用の機会が限られてしまう。 今時の若い女性にとっては手頃なお値段で流行に会った洋服を揃える方が気楽で、何シーズンか着用すれば処分しても後ろめたさは残らない。
 タイ国でも伝統衣装を愛用する女性が減っているという報道を目にした。 やはり、着付けが難しく、人に着付けをしてもらわねばならぬのが忙しい時代に合わなくなっているらしい。
 日本女性の平均寿命が86.6歳という昨今である。シニアになって時間にゆとりが持てる日々が訪れた時、箪笥の中から昔の思い出が香る訪問着を取り出し似合う帯を選び自己流で着込んで町に出かけてみることは何とも気分の良いことではなかろうか? ネットで検索すれば動画で着付けの指南が受けられる。 お蚕を飼って糸を集め機織り機を踏んで布を作った歴史を記憶に残し和服を着る習慣を何とか受け継いでゆきたいものである。

 

 あとがき 

☆10月は連日、日本人のノーベル賞受賞ニュースにわいた。
医学生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村智(80)さん、物理学賞に東京大宇宙線研究所長の梶田隆章(56)さんである。 地道な研究生活に光があたった。自分のことのように気持ちが高揚した。 嬉しいことに日本にはノーベル賞候補に挙げられる人がさらに20名くらいはおられるとか。
☆ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会は南半球の4チームが準決勝に残った。 日本チームは惜しくも8強に入れなかったが素晴らしい奮戦ぶりに日本中がわいた。 これまでの1勝24敗の記録からは考えられない3勝をあげたのだから私のような門外漢までもラグビーに魅了されてしまうのも無理からぬこと。 たくましい肉体をつくりあげ勇猛果敢に突進する。 今後が楽しみである。

   マンスリーレター次号は 北野志津子 運営委員が担当します。

以上

 

 

No.59 2015年9月26日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   なし
 退会会員:   なし
          9月25日現在の k-unet 会員数は 489 名です

■ 活動状況
 (1) 8月28日 2015年度 第3回運営委員会
 (2) 8月31日 CMG会議
 (3) 9月1日  関西地区パソコン勉強会と懇親会(大阪市立難波市民学習センター)

■ 予定
 (1) 9月29日 2015年度 第3回PC研修会  (まちだ中央公民館 )
 (2) 9月30日 会計担当者会議(四谷地域センター)
 (3) 10月25日 CMG作業
 (4) 10月28日 2015年度 第4回運営委員会( 新宿区四谷地区センター)


■ k-unetサイトの新情報
 (1) 2015年度パソコンアートコンテスト ただいま応募受付中
 

 今月のコラム 

担当: 楳本 龍夫  
 ☆ パソコン困り事の解決法-ググる ☆
   
 ”ググる” は動詞で、「ネットで検索する」という意味です。”google” は英語でも動詞化していて、同様に「ネットで検索する」という意味で使われています。オックスフォード英語辞典では見出しになっており、確かめたわけではありませんがウェブスターの英語辞典でも見出しに採用されたそうです。

 今回は、パソコン困り事の解決法についてのノウハウをご紹介します。
 ノウハウといってもたいした話ではありません。単にググってみるだけのことです。ググって得られた情報を試してみることで、大概の問題は解決することができるように思います。
 例えば、パソコンの動作が遅くなって困っている場合を考えます。「パソコン」「遅い」「原因」などの単語をパソコンやスマホのブラウザのアドレス欄に入れて検索すると、関連するいろいろな記事の見出しが出てきます。グーグルで検索した場合には最下段に、「関連する検索キーワード」という項目があって、 「windows7」とか「vista」、「対策」などの、さらに絞り込むのに有用な項目も表示されています。検索で出てきた項目をクリックして記事をみてもいいし、「関連する検索キーワード」の項目をクリックしてさらに検索してみても構いません。
 私たちが経験するほとんどの問題は既に誰かが経験していて、その顛末やら解決方法を自分のホームページにアップしている親切な人がネット上には大勢います。よくわからない記事や怪しいダウンロードなどの項目は飛ばして、自分が納得できる記事のみを参考にしていけば十分です。
 試しに、気になるwindows10についてググってみると、マイクロソフトの宣伝記事に混じって、利点やトラブルの報告などのいろいろな記事が見つかります。 アップグレードをすべきか否か、迷っている人にとっては良い判断材料になるでしょう。
 実は、k-unetのホームページのメンテにも活用しています。HTMLの細かいパラメータなどをいちいち覚えているわけではないし、ハンドブックなどで調べるのは面倒です。そこで、やりたいことをキーワードにしてググると、そのまま使えそうなHTMLコードが見つかります。それを貼付けてうまく動けば完了、うまくいかなければパラメータ を変えて調整したり、もっといいコードを探索するわけです。
 ググるのはパソコンとかスマホのトラブル対処などのIT関係のテーマには限りません。生活情報や普通の調べ物に使うこともできます。もちろんそうなると情報の真贋を見抜く力が必要になってくるとは思いますが、あらゆるテーマで検索することができるのは確かです。

 具体的な例として、ちょっとマニアックな話題ですが、音楽ファイルを探したときのことをご紹介します。
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はたいへんよく知られた名曲ですが、通常耳にすることができるのは改訂第3版の楽譜による演奏です。その最初の草稿に対するニコライ・ルービンシュタインの酷評を無視して出版したことで有名な初版の楽譜で演奏するピアニストは皆無です。初版では、冒頭のピアノの和音連打がアルペジョになっていて迫力には欠けますが優雅な演奏になっている点に最大の特徴があります。 ラザール・ベルマンがこの初版の楽譜を使って演奏した録音があるのをググっていて見つけたのですが、肝心の音楽が聞けません。はじめはCDの店や神保町の古レコード屋、都内の図書館など、CDを求めてあちこち探してみましたが見つかりません。そこで再びググってみたのですが、YouTubeでは見つかりませんでした。日本語、英語でいろいろとググっているうちに、よくわからない言語のサイトでしたが、全曲のMP3ファイルのダウンロードサービスをやっているのに出くわしました。有料でも構わないので、ダウンロードを試みたところ、すんなりと取得できました。早速、解凍しファイルを開いてみると、演奏が始まりました。たしかに初めて聴くアルペジョの優雅な演奏です。結局全曲がタダで手に入りました。このファイルは一時期、 「趣味の広場」に序奏部分のみ引用して掲載しましたのでお気づきの方があるかもしれません。

 うまくググるコツは、必要な情報に関連する用語をどれだけ上手に思いつくかということと、怪しいガセネタを見破って取捨選択をうまくやるという程度で、あとは少しばかりの運かもしれません。すでに日々ググっているという方も多いと思いますが、まだという方は困ることに出会ったらまずはググってみるというのはいかがでしょうか。

 

 あとがき 

 情報を得る立場からは、ググることでいろいろな情報を取得できて便利なのですが、逆に情報をネット上に開示する場合には注意が必要です。ホームページ上での記事の公開やFacebookやTwitterへの投稿など、情報を開示した途端にその情報は誰でも得ることができるようになります。開示情報の中に人に知られたくない不都合な情報が含まれていた場合にはそれも周知になると考えたほうが無難です。利便性と危険性をよく踏まえて、ネットと上手に付き合っていくことが大切だと思います。

 マンスリーレター次号は 鎌田 光恵 運営委員が担当します。

以 上   

 

No.58 2015年8月25日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   0名  
 退会会員:   1名
 ご逝去会員: 2名  
          8月21日現在の k-unet 会員数は 489名です

■ 活動状況
  特になし 

■ 予定
 (1) 8月28日 2015年度 第3回運営委員会( 新宿区四谷地区センター)
 (2) 9月1日  関西地区パソコン勉強会と懇親会(大阪市立難波市民学習センター) 

■ k-unetサイトの新情報
 パソコンアートコンテス応募開始( こちらをクリック )

 

 今月のコラム 

担当: 稲垣 和則  


 ☆ 「Happy Birthday!」欄に寄せて ☆
k-unetのホームページ ( https://previous.k-unet.org/ ) の「Happy Birthday!」欄をご覧になっておられますか? 一ヶ月ごとに、誕生月を迎える会員の方々からの投稿が掲載されています。 まだでしたらトップページの左最上段にあるボタンをクリックしてみてください。 きっとKDD時代の懐かしい人の近況などを知ることができるでしょう。
◆「Happy Birthday!」不安なスタート
2012年の11月からスタートしたHappy Birthday!欄ですが、この10月でまる3年を迎えます。 この間、140名近くの会員の方々から、近況、趣味、大病克服の経験、現役時代の思い出などなど、多岐多様にわたる投稿をいただきました。 毎月会員の皆さんへの投稿のお願いは、運営委員の鎌田さん、北野さんと手分けして行なっています。 スタート直後は、どの程度の方から協力いただけるか大変不安で、個人的な伝を頼りに存知あげる会員の皆さんを中心に投稿のお願いしてきました。 しかし、2年目、3年目となると知っている人の数も減り、会員の皆さんに幅広くお願いせざるを得なくなりましたが、さすがKDD出身者だけあって協力的な方が多く、これまで大いに助けられできました。 この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
◆ 誕生日が奇数日の人は、偶数日の人に比べて・・・?
投稿いただいた文章をホームページに掲載する際には、誕生花の写真を添えさせていただいています。 毎月、この誕生花の選定と花言葉は、顧問の大谷恭子さんにお願いしています。 大谷さんは、この作業を通して少し奇妙なことに気づきました。 投稿者の誕生日についてですが、不思議と奇数日が多いということです。 その割合ですが、今月までの投稿者数は合計137人ですが、このうち奇数日と偶数日の人数比は80:57です。 因みに今月は5人中4人が奇数日です。 この偏りはかなりのものです。 一年を通じますと、奇数日、偶数日の割合は、月によっては31日まであり、少し奇数日が多いことになります。 しかし、このことを考慮しても、137人中、奇数日の人が80人というのは相当なものです。 そこで、どの程度このようなことが生じうるかどうかを、エクセル(2項分布)を使って調べてみました。 その結果、137人中で誕生日が奇数日なる人数が80人以上に偏る確率は、僅か0.03ちょっと! ここまで発生確率が小さいとなると、単なる偶然と言うより、誕生日が奇数日の人は性格が大変協力的ということではないでしょうか??

 

 あとがき 

これからも Happy Birthday! 欄を続けていきますが、これには引き続き皆さんのご協力が欠かせません。 誕生日が偶数日、奇数日にかかわらず、投稿のお願いのメールが届きましたら、どうぞよろしくご支援のほどお願いいたします。

   マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.57 2015年7月27日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   1名 (那須 明さん)
 退会会員:   1名
          7月20日現在の k-unet 会員数は492名です

■ 活動状況
 (1) 7月8日 2015年度 第1回サロンk-unet
   ( 新宿区四谷地域センター)

■ 予定
 (1) 8月28日 2015年度 第3回運営委員会
   ( 新宿区四谷地域センター)
 (2) 9月1日(火) 関西地区パソコン勉強会と懇親会
   (大阪市立難波市民学習センター) 

■ k-unetサイトの新情報
   特になし

 

 今月のコラム 


担当: 石垣 英明  

 ☆ テレビをインターネットにつなごう

  2011年に完全デジタル化から4年、放送と通信の融合が進んでいます。すでにネット環境があるところでは
  有線LANケーブル一本で、無線LAN内蔵テレビなら、無線LANでテレビとインターネットが接続できます。
では、テレビにインターネットをつなぐとなにができるのでしょうか?
(1) テレビを見ながらインターネットができる
(2) データ放送でいつでも情報が見られる (天気、災害、避難所情報、ゲーム、動画コンテンツ等)
(3) 大画面でオンデマンド動画がいつでも見られる (見逃し番組などオンデマンドで動画を見ること
   ができる)
(4) ハイブリッドキャストが使える
放送と通信を融合させたハイブリッドキャストサービスとは何?
ハイブリッドキャストは、放送電波で送られてくる番組と、インターネット経由で提供する情報を組み合わせて、放送と通信が連携した新しいサービスです。2013年9月2日よりNHKがサービスインしている。現在はTBS等民放各社も提供している。ハイブリッドキャスト対応の受信機が必要です。リモコンのdボタンを押すと、番組に連動して気象情報、ビジネス情報、番組の詳細情報、スポーツ情報、スクロールニュースなど、目的のメニューやアイコンを選択してハイブリッドキャストのコンテンツを楽しむことができます。独立型では「みのがしなつかし」の約2000本の動画クリップ、双方向クイズ番組の参加、料理のレシピの動画など多彩なコンテンツが見られます。現在7メーカ、182機種の4Kテレビ(約800万画素、50インチのサイズ)がハイブリッドキャスト対応になっています。ダウンロード対応の機種もあります。またスマホ・タブレットにアプリをインストールしてテレビと同一ネットに接続してハイブリッドキャストを見ることもできます。NHKでは2020年東京オリンピックに向けて、8K/スーパーハイビジョンの実験放送を2016年からはじめるとのことです。
ほかに、4Kテレビにインターネットをつなぐだけで、話題の映画や見逃したTVドラマなどを1作品から気軽に楽しめるアクトビラ(acTVila)のサービスもあります。アクトビラは、対応テレビをインターネットにつなぐだけで視聴できるビデオオンデマンド(VOD)形式のコンテンツ配信サービスです。
4Kテレビでなくても、デジタルテレビにインターネットを接続して、リモコンのdボタンを使用で、多彩な放送・通信融合サービスを試してみられることをお勧めします。

 

 あとがき 

今年も猛暑のようです。7月29日からマイクロソフトの Windows 10 のダウンロードサービスがはじまります。Windows 7, 8 のパソコンは予約をすれば、順次ダウンロードができるようになり、1年間は無償でアップグレードが可能になります。Windows 10 をインストールしたパソコンは秋・冬モデルとして10月ごろから販売されるようです。予約が成立すると、マイクロソフトからWindows 10の予約が成立しましたというお知らせがきます。予約後、アップグレードをすぐに実行するか、あるいは別の都合の良い時に実行するかは、自由に選択することができます。
では、夏バテしないよう、元気で猛暑を克服いたしましよう。

   マンスリーレター次号は 稲垣和則 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.56 2015年6月26日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   1名  福嶋 伸直 さん
 ご逝去会員: 1名
          6月25日現在の k-unet 会員数は 492 名です

■ 活動状況
 (1) 6月16日 2015年度 第2回運営委員会( 新宿区四谷地域センター)
 (2) 6月16日 第1回PC研修会(同上)

■ 予定
 (1) 7月8日 2015年度 第1回サロンk-unet( 新宿区四谷地域センター)
 (2) 8月28日 2015年度 第3回運営委員会( 新宿区四谷地域センター)

■ k-unetサイトの新情報
 (1) 日中ケーブル戦後史に寄せて「大荒れの東シナ海」
 (2) 暮らしと趣味> 暮らしの情報> 健康長寿のページ 連載
 (3) 会員の動向 / 同好会 / 昭和会のページ6月号
 (4) 会員の動向 / 同期会 / しあわせ会、3F会
 (5) 新運営委員のプロフィール(町田香子さん)
 (6) サロンk-unetへのお誘い

 

 今月のコラム 

担当: 山本 勝美  

 ☆ Windows 10 への無償アップグレード ☆

 パソコン関係の最近の話題はやはりWindows 10です。
発表日が今年7月29日に決まり、Windows 7/8.1を使用しているパソコンにはWindows 10無償アップグレード版の予約ボタンが表示されるようになっています。
無償アップグレードでは、今インストールされているWindows 7/8.1のエディションに応じたWindows 10が提供されます。
 Windows 7 Starter/Home Basic/Home Premium及びWindows 8.1
  => Windows 10 Home

Windows 7 Professional/Ultimate及びWindows 8.1 Pro
  => Windows 10 Pro

但し、7月29日に入手できるのはWindows 7/8.1からの無償アップグレード版のみで、単体のパッケージ版やWindows 10搭載のパソコンなどの発売は、もう少し後になるようです。

<互換性に注意>
アップグレード版を入手しても、アップグレード実施前に使用中のアプリケーション・ソフトや周辺機器がWindows 10でも働くことを、インターネット上の関連サイト等で十分に確認してください。
Windows 7を使用中で、特に不満がないようでしたら、Windows 10の評判が定まってからアップグレードしても遅くはないと思います。

<新機能と削除される機能>
音声認識パーソナルアシスタントCortanaは遅れて提供されるようです。また、Internet Explorerに変わる新しいブラウザーMicrosoft Edge(開発名:Spartan)も使い勝手が変わるでしょうから注意が必要です。
一方では、動画、DVD、音楽再生に使うWindows Media Player、組み込みのゲーム(ソリティア、マインスイーパーなど)やUSBフロッピードライブのサポートなどが削除されます。

どの時点で、Windows 10に移行するのか、考えどころです。

 

 あとがき 

関東地方では、梅雨といいながらも結構晴れ間も多い日々ですが、皆さんの地方ではいかがでしょうか。暑い日があるかと思えば、肌寒くなったりと、気温の上下が大きな季節です。暑さの夏に向かって気力・体力を養われますよう、皆様どうぞご自愛ください。
秋以降に、KDDIケータイ教室のシニア向け出張口座「スマートフォンコース」の開催を東京で準備しています。予定が決まりましたら、お知らせしますので、ご参加ください。

   マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.55 2015年5月25日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   2名  榎本 信隆 さん、 千葉 正実 さん
 退会会員:   無し
          5月25日現在の k-unet 会員数は 492 名です

■ 活動状況
 (1) 5月19日(午前) 臨時運営委員会( 新宿区四谷地域センター)
 (2) 5月19日(午後) 2015年度 k-unet 年次総会( 同 上 )

■ 予定
 (1) 6月16日(午前) 第2回運営委員会 ( 新宿区四谷地域センター)
(2) 6月16日(午後) 第1回PC研修会  ( 同 上 )

■ k-unetサイトの新情報
 (1) 永田 敏 さんを語る
 (2) k-unetの活動 / 活動状況 / イベントコーナー
 (3) 会員の動向 / 同好会 / 昭和会のページ5月号
 (4) 連載 / 不死鳥物語 / 第18話

 

 今月のコラム 

担当: 本間 強  

 ☆ 最近のオーディオの世界(パート2) ☆
 2014年8月のマンスリーレターで「最近のオーディオの世界」と題してハイレゾオーディオの動向についてご紹介させていただきましたが、皆さん興味をそそられたでしょうか。 同じテーマで恐縮ですが今回はそのパート2です。

 前回ご紹介しましたようにハイレゾ音源を聴取するために小生は取りあえず USB DAC を購入しパソコンに接続して楽しんでいましたが、その都度パソコンを立ち上げなくてはならず、またオーディオアンプも使うため電気代も気になります。 そこでハイレゾとネットワークの両方に対応したオーディオアンプを探してみようと電気店のオーディオコーナーに出かけてみました。 ハイレゾ対応を謳った製品が沢山陳列されておりどれにしようか迷うほどでしたが、その中でハイレゾとネットワークの両方に対応し、値段も手ごろなO社の製品が気に入り購入しました。 購入した製品は、CD 再生や AM/FM 放送受信は勿論のこと、24bit/ 192kHzまでの高速 PCM と 5.6MHzまでの DSD のハイレゾ音源に対応し、NAS(ネットワーク対応ハードディスク) やインターネット接続が可能なネットワーク対応で、更にハイレゾ音源等を記憶した USBメモリーや 外付けハードディスクを接続できる USB 端子付きです。 早速てんこ盛りの機能を説明書で確認しながらハイレゾ音源の再生を色々試してみましたが、想像以上の素晴らしい音質で再生することができて大変満足しています。 今のところハイレゾ音源をコピーした外付けハードディスクを USB 端子に接続しで再生したり、ネットワーク機能でインターネットに接続してインターネットラジオを聴いています。 インターネットラジオはまだハイレゾに対応していませんがオーディオアンプ内蔵の D/A コンバーターの性能が良いためか、パソコンで聴くよりも音質が優れているように感じています。 将来は NAS を購入しハイレゾ音源を多数収容してネットワーク接続で楽しみたいと考えています。
 前回ハイレゾ音源の入手方法についてもご紹介しましたが、インターネット経由でダウンロードしてクレジット カード決済するのが主流なので購入を躊躇してしまう場合があります。 しかし、最近国内のダウンロードサイト専用のプリペイドカードが各社から販売されており、このプリペイドカードでお好みのハイレゾ音源を1曲単位で気軽にダウンロードすることができるようになっています。 皆さんもハイレゾオーディオを体験してみませんか。 きっと素晴らしい音質に満足すると思います。

 話は変わりますが、オーディオコーナーで「デジタル駆動型ヘッドホン」が展示されているのに気が付きました。 何のことかと説明書を読んだところ、「D/A 変換やアナログ回路を通さずにデジタル信号のみでドライバーユニットを直接駆動し、音質変化の少ない原音に忠実でクリアなサウンドを再生」と書かれていました。 確かに現在のオーディオ装置は折角のハイレゾ音源を最終段階で D/A 変換しパワーアンプで増幅してスピーカーを鳴らしているのが現状です。 デジタル駆動型スピーカーは数年前から研究され製造されているそうですが全く知りませんでした。 Dnote と呼ばれる技術を用いているそうですが、スピーカーのボイスコイル部分に複数のコイルを巻きつけ、それぞれに直接デジタル信号を分配給電して音を出すとのことです。 パソコンに接続したデモンストレーションが行われていたので聴取してみましたところ音の違いは正直良く判りませんでしたが、有望な技術であると感じました。 オーディオの世界も更に進化することが期待されます。

 あとがき 

 5月19日に2015年度 k-unet 年次総会が開催されました。 k-unet の運営が順調に推移していることが報告されました。とりわけ最近新たに加入される方々が増えており会員数は昨年度末で486名となりました。 最近入会された方々の平均年齢は約63歳で、会員の世代交代が徐々に進行しているようで喜ばしい限りです。 (総会の模様は別途 k-unet ホームページに掲載されます。)

   マンスリーレター次号は 山本 勝美 運営委員が担当します。

以 上 

 

No.54 2015年4月28日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員: 5名 小林 葵さん、安永 正幸さん、塩川 孝泰さん、宮内 克成さん、沼崎 和美さん
 退会会員: なし
 ご逝去会員:なし
            4月27日現在の k-unet 会員数は490名です
■ 活動状況
 (1) 3月31日(火) サロン k-unet( 新宿区四谷地区センター)
 (2) 4月 8日(水) 2015年度 第1回会計担当者会議( 新宿区四谷地区センター)
 (3) 4月10日(金) デジカメ写真撮影講習会( 新宿御苑、新宿区四谷地区センター)
 (4) 4月16日(木) 2015年度 第1回運営委員会( 新宿区四谷地区センター)

■ 予定
 (1) 5月19日(火) 2015年度 総会( 新宿区四谷地区センター)
 (2) 6月16日(火) 第2回運営委員会( 新宿区四谷地区センター)
 (3) 6月16日(火) 第1回パソコン研修会( 新宿区四谷地区センター)

 今月のコラム 

担当: 西澤 太郎

  ☆ HDD のクラッシュ ☆

 今月上旬に約10年間使い慣れたLENOVO(旧IBM)製のノート型パソコンThink Pad がついにダウンした。原因は、ハードディスク(HDD)のクラッシュ(破損)だった。

パソコンを購入した時は、WindowsXP から VISTA への移行時期で、CPU:32ビット、メモリー:2GB、HDD容量:50GB(後に500GBに変更)というもので、今考えるとよくぞここまで頑張ってくれたものだ。
早速、Windows 7 にアップグレードした際に作成しておいたレスキュー用の DVD 数枚を使って復旧の作業に入ったが、これが上手くいかない。これで HDD がクラッシュしたためと確認できた。

このPCを今年の夏にリリースされる Windows 10 まで頑張ってもらうため HDD を 250GBの SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)と交換することにした。SSD は、半導体の記憶装置で近年価格が下がり、信頼性も向上し、なおかつ機械的な回転部分がないため、HDD と比べアクセス速度が速く、HDD との機械的な互換性も確保されている。
HDD との交換作業は、極めて簡単でビス数本を操作するだけだった。
SSD に置き換えて再度レスキュー用の DVD を使った復旧作業を行い、どうにか立ち上がったものの動作が不安定で使い物にならない。(HDDがクラッシュし、HDDを交換した場合は、レスキュー用のDVDは、使えないようです。)

そこで思い切って Windows 7 を初期状態からインストールしてみた。
結果は、極めて良好でまるで新品のパソコンを買った時のようにきびきびと動き、起動・終了の時間も大きく短縮された。SSD化の効果は、絶大であった。

ここでお気づきかと思いますが、パソコンに格納されていたデータは、OS やアプリとともに完全に喪失してしまったのです。
幸いなことにデータのほとんどは、NAS(Network Attached Storage:ネットワークを通じてアクセスできる外部記憶装置)に置き、このパソコンに置いていなかったため、最小限の被害で済みました。
しかし、Windows Update による更新、Officeの再インストール、使い慣れたアプリのインストールと沢山の作業が待っていました。

もう一つ幸運であったのが、メール関係でした。
私は、9年ほど前から Gmail を使っていましたので、すべての設定等は、特に必要なくブラウザから単にアカウントでログインするだけで復旧できたことです。これは、クラウドサービスのお陰ということでしょうか。

今更ですがPC は、やはり壊れるものですので、データやメールのバックアップがとても大切だと改めて痛感しました。皆様も日頃のデータやメールのバックアップを、できればPC内ではなく外部の記憶メディアに作っておきましょう。
HDDがクラッシュするとパソコンの基本ソフト(BIOS)から認識できなくなり、パソコンの起動に失敗します。
この様な状況になった場合は、HDDを交換し、OSを再インストールする必要があります。
このためパソコンを購入した時に同梱されているインストールメディア、取扱説明書等は、大事に保管し、いざという時に備えましょう。

この様な顛末でやっとパソコンが使えるようになり、この原稿をかけるようになった次第です。
最後にマンスリーレターの発信が遅れたことをお詫びします。

 

 あとがき 

桜の花が散ったと思ったら、もう近くの雑木林の新緑がとても美しくなって来ました。
これからは、毎朝、愛犬(豆柴:チコ)との散歩が楽しみです。

  マンスリーレター 次号の担当は 本間 強 運営委員です。

以 上   

 

 

No.53 2015年 3月26日  

 

3月24日仏南部の山中に墜落した旅客機の乗客名簿に、k-unet会員の永田敏さんの名前があるとの報道がされています。 まだ身元も特定されておらず、ご家族のご心境はいかばかりかと、沈痛な思いです。 これが誤報であればと祈っているところです。

k-unet代表 巻田

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:  5名 田口義和さん、桑原卓夫さん、大島昌昭さん、三浦實直さん、井上正夫さん
 退会会員:  なし
 ご逝去会員: なし
    3月26日現在の k-unet 会員数は 485 名です

■ 活動状況
 (1) 3月17日 (火)   2014年度第6回パソコン研修会(まちだ中央公民館)

■ 予定
 (1) 3月31日(火) サロンk-unet(新宿区四谷地区センター)
 (2) 4月 8日(水) 2015年度 会計担当者会議(新宿区四谷地域センター)
 (3) 4月10日(金) デジカメ写真撮影講習会(新宿御苑および新宿区四谷地区センター)
 (4) 4月16日(木) 午前中 会計監査、午後 2015年度第1回運営委員会(新宿区四谷地区センター
 (5) 5月19日(火) 午後 2015年度年次総会(新宿区四谷地区センター)

 

 今月のコラム 

担当: 京極 雅夫    

 ☆ パソコンにつなぐプリンターの使い方は? ☆

 多くの皆さんはパソコン(PC)とプリンターをお持ちと思います。ほとんどはインクジェット式のプリンターでしょう。では、プリンターはどのように使用していますか。デジカメで撮影した写真を印刷していますか。興味のあるサイト情報とか、年1回年賀状を印刷していますか。またCDやCDラベルを印刷していますか。

 プリンターインクは結構高額ですね。デジカメ写真は用紙に一枚一枚印刷していますか、あるいは、インデックスプリントといって大判の紙に写真を小さく何枚も並べて印刷していますか。どちらにするかでインクの節約の度合いが大きく異なります。プリンターメーカは、本体を安く設定して、消耗品であるインクの販売で稼ぐと言われています。インデックスプリントだけでは寂しいので、気に入った写真を数枚プリントするのが良いかも。

 これまでに使用したプリンターは、Canon、HP、EPSON(7年も大事に使用しています)です。昔、出張に携帯型プリンターを担いでいきました。自宅のプリンターは複合機です。昔の写真ネガをスキャンしてデジタル化するつもりで選んだのですが、残念ながら未だ活用していません。一方、最近販売されているプリンターは写真ネガのスキャン機能は除かれているので、別に単体のスキャナーを準備しなければならなくなっています。このプリンターを大事に使っていく必要を感じています。

 プリンターには、背景に文字やマークなどを同時に印刷する機能があります。現役時代には「マル秘」や「重要」とか「Confidential」とかが薄く印刷されている文書を見ました。実は、小生、何年もプリンターを使用していたにも拘らず、この機能を使って印刷写真の日付を記入することができることを、つい一年前にやっと気が付いたのです。手順は若干手間ですが、いろいろな印刷ができます。

 プリンターを使用するには、先ずPCを立ち上げ、デジカメから画像ファイルをPCへコピーし、PCからプリンターへ画像のデータを送って用紙に印刷します。これが手間だと言う方には、pictbridge規格に対応したデジカメとプリンターであれば、PCを経由せずにデジカメからUSBケーブルなどで直接プリンターと接続して写真を印刷することができます。赤外線通信やBluetooth通信でもプリンターと接続できます。Wi-Fi機能を組み込んだデジカメであればブリンターとの接続手段が増えます。最近はスマホから直接写真を印刷できるようになっています。

   新型プリンターはスマホやタブレット端末との連携機能が拡大しており、その活用次第で楽しみが増える気がします。インク(トナー)に関しては滲みに絡む染料、顔料の問題や、デジカメ画像の補正など、小生の苦労した点が多々ありますが、紙面を考慮して別の機会に回しましょう。

 

 あとがき 

 今年の3月11日で東日本大震災から4年になりました。もう4年が経ちました。TVや報道機関で特集が組まれたのでご覧になった方々も多いと思います。避難生活の方々はまだ23万人もおられます。復興は進んでいるようですが、特に東北各地や福島周辺の再建は充分とは言えない現実を再認識した次第です。「時間が経つにつれて虚しさが募り気持ちが萎える」と被災者の声が伝えられています。会員の中にも影響のあった方もおられると思います。地震と津波で亡くなられた方々と行方不明の方々のご冥福をお祈りします。

  マンスリーレター次号は 西澤 太郎 運営委員が担当します。

以 上   

 

 

No.52 2015年2月22日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員:   0名  
 退会会員:   0名 
          2月20日現在の k-unet 会員数は480名です。

■ 活動状況
 (1) 2月17日 2014年度 第6回運営委員会
 (2) 2月17日 第5回PC研修会

■ 予定
 (1) 3月17日(火) 2014年度 第6回PC研修会 (町田市まちだ公民館)
 (2) 3月31日(火) 2014年度 第3回サロンk-unet料理教室( 新宿区四谷地域センター)
 (3) 4月 8日(水) 2015年度 会計担当者会議 (新宿区四谷地域センター)
 (4) 4月10日 (金) 桜の名所の新宿御苑での写真撮影会を企画しました。
   ワンランクアップする撮影方法を外部講師が指導いたします。
   詳しくは後日ご案内します。

 (5) 4月16日(木) 2015年度 第1回運営委員会 (新宿区四谷地域センター)

 

 今月のコラム 


北野志津子  
 ☆ 古地図に遊ぶ ☆

 今朝9時5分、「東京マラソン」の号砲が鳴り36,000人がスタートしていきました。 昨年はk-unet会員の吉田京子さんが完走されましたが、今年は何方か参加されていませんか。 マラソンファンの私はTVで見るだけでもワクワクします。 史上最大規模の警備がされているようですがテロなどが無いよう祈っています。

 さて今回のコラムでは古地図に関わる話題です。
 私共の在職当時、新宿のKDDビルの地下1階では色々なお店が出店し賑わっていましたね。
休息時間或いはランチの後の寛ぎの時に気に入った品物が展示されていると覗きこんだり、思わず買ってしまったり、思い出は数々あります。
ある時古本?の展示販売があって、一角では珍しい古地図を特集展示していました。 まあ、見たこともない書物でしたので思わず手に取り江戸時代へのタイムスリップを瞬間だけしてみたものです。 「落ち着いた色の印刷で美しい」との印象でしたが、あまり興味のある世界ではないのでその場だけのご縁でした。 でも同じ職場の男性が購入されて嬉しそうに見入っておられたことはよく覚えています。

  あれから20年、このたび我が家にその古地図が江戸・明治・現代版DVDとしてやってきました。 何だか楽しくなり丸の内の周辺をまず覗いてみました。 当時松平家・細川家・阿部家などの大名上屋敷が内堀に沿って存在し、明治になると永楽町・八重洲町という町名は記載されていても空地?になっています。 幕府の土地・屋敷は全て新政府によって召し上げられたことが分かります。 現代になると様相は一変して新丸ビル・三菱重工・東京海上・三菱商事・銀行など超一流企業の本店が並んでいます。 時代は変われども皇居周辺の丸の内等というところはやはり庶民の街ではないのですね。 空気の流れが良いのでしょうか、歩いていると気持ちの良さを感じます。
 そこでハタと思いついたことがありました。 私の母が「私は銀座の生まれでね、家の台所は、あの天ぷらの天金の調理場と隣だったのよ。 小学校は泰明小学校に入学したものの、大正12年9月の関東大震災に遭って家族9人が親戚宅に避難して・・・」という話を何度も聞かされていたことを思い出したのです。 そういえば天金の近くという事と、木挽町(こびきちょう)という町名もしばしば聞いてはいましたが「此処に住んでいたのよ」とは確かめたことはありません。 そこで明治時代の銀座で探索してみる事にしました。 すると銀座4丁目の和光の対面日産ギャラリーの辺りに天金が記載されています。 天金から少しずらせば木挽町、「えー!100年以上前とはいえあんなところに住んでいたんだ!」と只々驚愕するばかり。
流石に江戸時代のそのあたりは町民の住む町で和装小物の老舗「白牡丹」、「くのや」が見られます。 町名は尾張町です。 明治時代には木村屋総本店、うなぎの竹葉支店、天ぷらの天金、毎日新聞社等を見る事が出来ます。 現代の町名は銀座4丁目になりその繁栄ぶりは皆さんご存じのとおりです。 (1丁目~8丁目とは味気ない)

 残念ながらその建物は実家の持ち物ではありません。 祖父は雇われの身でしたので、震災で家屋が焼けた後は世田谷村に転居して、銀座の話は我が家の昔話となりました。
最近では、祖父の残した雑記を詳読しながらその頃の銀座近辺の事等もう少し掘り下げようという機運になりました。 お陰様で今年も面白い年になりそうです。

 

 あとがき 

この度静岡方面に東名高速を利用して行って来ました。 最近は新幹線を利用しているので、今回は冬の素晴らしい富士の姿をゆったりと堪能しながらの往路でした。
処が復路は散々でした。 東名での事故渋滞にはまり、246号線に逃れたものの、そこでまた別の事故に遭ったため、3時間で帰るところが7時間も掛ってしまったのです。
サービスエリアでは当然のように気分転換・所用が足せますが、した道に入るとコンビニのお世話にならざるを得ないと今回分かりました。 (時代遅れかも) トイレが借りられ、サンドイッチを温めて貰えることがこんなに嬉しいものとは知らなかったです。 コンビニの存在は深く世の中に浸透していました。 願わくばコンビニばかり流行らないで欲しい。 店の人と客が温かな交流のできる地元商店街と共存共栄の道を探って欲しいものだと願います。

   マンスリーレター次号の担当は京極雅夫 さんです。

以 上   


 

No.51 2015年1月24日  

 

 今月のお知らせ 

■ 会員の状況
 新入会員 :   2名 浦野 義頼 さん(12月24日)、 服部 利昭 さん(1月5日)
 退会会員 :  なし
 ご逝去会員: 1名 福本 治二 さん(1月5日)
 
  2015年1月24日現在の k-unet 会員数は 480 名です

■ 活動状況
 (1) 12月15日(月) 2014年度 第5回運営委員会
 (2) 11月13日(木) 2014年度 第4回PC研修会:「さいたま市生涯学習総合センター(大宮)」 

■ 予定
 (1) 2月17日(火)午前 2014年度 第6回運営委員会( 新宿区四谷地域センター)
 (2) 2月17日(火)午後 2014年度 第5回PC研修会( 新宿区四谷地域センター)

 

 今月のコラム 

担当: 鎌田 光恵 

  ♪ 記憶せん むすめふさほせ うたかるた ♪  稲畑汀子
  --1月3日朝日新聞 天声人語--
正月といえば百人一首のかるたとりや、すごろく遊びを一家で楽しんだものだ。 村雨の露もまだひぬまきの葉に霧立のぼる秋の夕暮れ。 これは「ム」の一字決まりの歌で今も記憶に残っている。 いろはかるたも懐かしい。 犬も歩けば棒に当たる(東京)一を聞いて十を知る(大阪)一寸先は闇(京都)と地方によって好まれる諺も異なるようだ。 広島で面白いのは「オ」おおた子に教えられて浅瀬を渡る、かるたの絵は大きな蛸(たこ)。
子供が成長してからは昔遊びもせずもっぱらお節料理を味わうことのみになってしまった正月の祭事であるが会員の皆様はどんなお正月をお過ごしになったでしょうか?
今年もまたk-unetをよろしくお願いします。

 ☆ 老人と携帯 ☆
 郷里、広島県尾道市に独居の叔母は91歳である。 小柄ながら背筋はピンと伸び足腰は丈夫、自分の歯が28本揃っていて、目も良い。 小学校の教師を37年間勤めた。 尾道の街中で出会う人の多くが「教え子」らしい。 もう一人の叔母は85歳。大阪府寝屋川市在住で広島の原爆投下直後に救護班女学生として近隣の町から動員され二次被爆した。 去年卒寿の祝いを計画し10月鳥取県の三朝温泉に出かけた。平安後期の作とされる三徳山三佛寺 奥院「投入堂」は国宝である。
 三朝温泉への経路は岡山駅から2両連結の急行列車で中国山脈を越え鳥取駅経由で倉吉へ。 倉吉から旅館の送迎バスがあり順調に行けば3時間余りで到着する。 ところが、岡山駅で事件が発生してしまった。
 2両連結の急行列車「スーパー因幡」の前にホームに入線した10両の通勤列車に91歳の叔母がサッサと一人で乗り込んで行ってしまったのである。 人混みが消え閑散としたホームに叔母の姿は無く、残された私たちは事態に気づき唖然としてしまった。 叔母が携帯電話を持ってくれていたらなあ!と悔やんでも仕方が無い。 心臓麻痺で卒倒しているのではないかと案じて震えた。 ここから先は省略させていただく。 運よく再会した私たちは2時間後の急行列車に乗り無事三朝温泉宿に到着した。 二日間の旅を終えて91歳の叔母に「白寿の祝いはミラノの教え子を訪問する旅」に出かけましょうかと提案した。 その時までに叔母は携帯電話を海外で使用する術を会得することは可能だろうか?
 都会で生活する老若男女は皆が携帯、スマホ、 iPad を自由自在に操っているかに見えるが一たび地方に出かけてみると独居老人は固定電話とテレビで満足し元気に生活できている。
 「これから岡山の飛行場に行き飛行機で鳥取に出て、そこからタクシーで三朝温泉に向かいみんなに合流しよう」と岡山駅で一人になった叔母は考えたとのこと。 長い人生の日々の中で培われた素晴らしいバイタリティーに祝杯を惜しまない。

 

 あとがき 

新年早々に関西地区で新年会を兼ねたパソコン研修会を開くとの声があり大いに期待していたところであるが賛同者が少ないとのことで立ち消えになったとのこと。 会員の高齢化に伴い決まった日時に決まった場所で集合するすることは容易ではなくなった。 先月の当レターに書かれた健康の秘けつ教養と教育(今日、用がある、今日、行く所がある)をモットーに今年も歩んでゆきましょう。

 マンスリーレター次号の担当は 北野 志津子 さんです。

以 上